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7月3日(水):受け取ったものへの恩返し

私たちはスクール制の小型フィットネスクラブを運営する企業ですが、昨日は社内での人事異動とそれに伴うお客様の温かさへの感謝について記しました。

昨日にも触れた通りですが、できることならトレーナーは成熟した状態で初めてお客様の前に立てれば良いですが、私たちのようなサービスの現場では実践の経験を経ずして成長・成熟することはできません。

そのため一定の知識や技術があったとしても、時に至らない場面も生じ、お客様とともに過ごす時間の中で一人前に育ててもらう側面が伴います。

今回のような異動に際してお客様の温かさに触れると、自分が多くのお客様に見守られ、支えてもらってきたことに気がつきますね。

それがわかると自然に感謝の気持ちが生まれますが、同時にお客様に対してもっと自分に何かできたのではないか、そんな気持ちもわき起こってきます。

できることならお客様から受け取った気持ちに報いるべく、お客様の健康に貢献したいと思うはずです。

でも異動になってしまったから、お世話になったお客様へ直接的に貢献し、恩返しをしていくことはままなりません。

そこで果たすべきことは新たな店舗へ異動した先で、自分の目の前にいるお客様と誠実に向き合い、その方々に全力を尽くすことです。

もっと自分に何かができたのではないか、そんな後悔にも似た気持ちを払拭するには、これまで以上に多くを学び、お客様に喜んでもらいたいと思って頑張ることです。

かつてお世話になったお客様への直接的な貢献はままならずとも、前述したように目の前のお客様に貢献していくことが、これまで温かく見守り、育ててもらった皆様への間接的な恩返しにもなるでしょう。

そうして一回りも二回りも成長した先で、かつての店舗を訪れて元気な姿を見せれば、お客様も喜んでくれるでしょうし、その期間での頑張りも伝わるはずです。

私たちのようにお客様と直接的に接する仕事は、目に見えるものからそうでないものまで、日々お客様からいろいろなものを受け取っています。

それを次につなげていくことが大事ですね。

このようにして自分が受け取ったものをつなぎ、目の前の方々に喜んでもらうことをつみかさねていけば、それが時間軸の中で後々の感謝や労いとして自分に返ってくるものも出てきます。

そんな循環の中に身を置いていると、やりがいと感謝を抱きながら仕事と向き合っていけるだろうと思います。

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