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3月17日(金):躍進のアルビレックス新潟

平日ですが、本日はサッカーに関連した話を少しばかり。

今シーズンのJリーグが開幕して1ヶ月ほどが経過をしましたが、ここまでの間で一番の注目度はアルビレックス新潟です。

アルビレックス新潟は昨シーズンにJ2で優勝してJ1に復帰した昇格組ですが、4節を終えて唯一の無敗をキープして3位につけています。

開幕前は完全にノーマークでしたが、最近はアルビレックス新潟のダイジェストを見るのが楽しみなぐらいになりました。

順位としての躍進もそうですが、サッカーのスタイルとしても躍動感があって面白いサッカーをしているから、今シーズンの新潟に魅力されている人も少なくないんじゃないかと思います。

ひとたびJ2に降格すると、そこから抜け出せなくなってしまうクラブもあるなか、こうして独自のスタイルを確立して以前よりも逞しく、魅力的になって帰ってくるクラブがあるのもまたサッカーの醍醐味でしょう。

また新潟はスタジアムへの観客動員も目を見張るものがあります。

先般にアルビレックス新潟はJ1でのホームスタジアムの観客動員数1,000万人に達しました。

ホームスタジアムでのJ1観客動員数で1,000万人を超えているのは、現時点では浦和レッズと横浜Fマリノスだけです。

これは偉業といっても良いぐらいで、その意味合いを簡単に説明しておきます。

浦和と横浜はJリーグ創設時からあるオリジナル10のクラブですから、最もJリーグへの在籍期間が長いクラブです。

それに対して新潟は後発でのJリーグ参入ですから、年数そのものが短いなかでの数字です。

加えて先の1,000万人はあくまでもJ1での観客動員数で、J2に降格している間の観客動員は対象外だから、後発かつJ2の期間もあった新潟が他の多くのクラブに先んじている意味はことさらに大きいでしょう。

また浦和や横浜は首都圏にあり、なおかつ優勝経験もある強豪クラブでファンの裾野も広い面があります。

一方の新潟はいまだリーグ戦でもカップ戦でもタイトルの獲得はないし、地方クラブというハンデもあります。

その中で他のクラブに先駆けて観客動員数が1,000万人に達したということは、それだけ熱烈なファンに支えられていることの証です。

サッカーでも、そして地域密着のクラブ経営も含めて大注目の新潟が、今シーズンのJリーグをさらに面白くしてくれそうな予感です。

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