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10月6日(金):世界の「サッカークラブのブランド価値」ランキング

昨日はサッカーJリーグの「入場者数アップ率ランキング」に触れましたが、サッカー&ランキングつながりで本日は「世界のサッカークラブのブランド価値ランキング」です。

こちらはイギリスの調査会社ブランド・ファイナンスがまとめた2023年のランキングで、ブランド価値は将来の収入見通しを含めた現在価値をもとに算出されたものだといいます。

ランキングの上位20チームの顔ぶれは以下の通りです。

1位、マンチェスターシティ(イングランド):$1,562(15億6,200万ドル)
2位、レアルマドリード(スペイン):$1,513
3位、バルセロナ(スペイン):$1,425
4位、マンチェスターユナイテッド(イングランド):$1,412
5位、リバプール(イングランド):$1,411
6位、パリサンジェルマン(フランス):$1,174
7位、バイエルンミュンヘン(ドイツ):$1,140
8位、アーセナル(イングランド):$940
9位、トッテナム(イングランド):$931
10位、チェルシー(イングランド):$893
11位、ユヴェントス(イタリア):$655
12位、アトレティコマドリード(スペイン):$570
13位、ボルシアドルトムント(ドイツ):$562
14位、インテル(イタリア):$528
15位、ACミラン(イタリア):$371
16位、ウェストハム(イングランド):$320
17位、ニューカッスル(イングランド):$259
18位、ナポリ(イタリア):$249
19位、ライプツィヒ(ドイツ):$231
20位、アストンヴィラ(イングランド):$222

こうやってみるとトップ5までのブランド価値は突出したものがありますね。

やはり世界でも指折り、正真正銘のビッグクラブとしての証でしょう。

また20位までを概観してみると、そのうちの8クラブがイングランドのプレミアリーグ所属で、昨今のプレミアリーグの放映権料の高騰やそれに伴う分配金や富豪オーナーの参入など、リーグ全体に勢いがあるのがわかります。

一方でサッカーが面白いのは、必ずしもクラブのブランド価値や財政規模通りに勝負が進まないことです。

昨年の2022ー2023年のUEFAチャンピオンズリーグ(ヨーロッパ№1のクラブチームを決める大会)のベスト8の顔ぶれは以下でした。

・イタリア勢:3チーム(インテル、ACミラン、ナポリ)
・イングランド勢:2チーム(マンチェスターシティ、チェルシー)
・スペイン勢:1チーム(レアル・マドリード)
・ドイツ勢:1チーム(バイエルンミュンヘン)
・ポルトガル勢:1チーム(ベンフィカ)

組み合わせによる運・不運や相性の問題もあるでしょうが、それでも予定調和でいかないところがサッカーの魅力でもありますね。

なお、20位以降で50位までの日本人選手が所属するクラブの順位は次のようになっています。

22位、フランクフルト(ドイツ):$210
26位、ブライトン(イングランド):$189
35位、ボルシアMG(ドイツ):$157
37位、レアルソシエダ(スペイン):$139
40位、フライブルク(ドイツ):$125
42位、セルティック(スコットランド):$118
45位、ラツィオ(イタリア):$116

日本人選手でいえば上位20クラブ内に所属をする選手は3人、21位~50位までのクラブに所属する選手は11人です。(抜け漏れがあったらスイマセン・・・)

一昔前に比べれば海外でプレーする日本人選手は本当に多くなりましたが、この先は一流どころの格を持つクラブでプレーする選手が増えていくかどうかのステージでしょうね。

上位20クラブに所属する選手が増えたり、それ以降の上位50クラブでコンスタントに活躍する選手が増えていけば、自然とW杯での躍進も見えてくるだろうと思います。

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