12月24日(土):サポートの仕方にメリハリを
本日は社内の話を少しばかり。
2023年からは社内での取り組みを幾つか変更しますが、そのうちのひとつに週報(週間業務報告書)があります。
こちらは社員個々が1週間の仕事を振り返っての総括、自分で感じたことや考えたこと、相談や提案などのアウトプットを行い、それに対して私がフィードバックをする双方向での間接コミュニケーションツールの位置づけです。
週報の名の通り、これまで約10年にわたって毎週のように双方向でのやり取りを重ねてきましたが、来年以降はさらに社員数も増えていくために現行の頻度や量のままでは現実的に私からのフィードバックが難しくなったためです。
これを始めた当初から、いつかはそうした時期が来るものだと思っていましたので、いよいよという感じで頻度を従来の毎週から隔週へ変更することにしました。
社員の皆がひとつの空間で一緒に仕事をするような環境であれば、こうしたものも不要で直接のコミュニケーションで済みますが、私たちはフィットネスクラブの運営を生業として複数の店舗でサービスの現場があるから、週報のような間接ツールは必須です。
それによって個々の仕事の状況をはじめ、その時々の心情などの内面に触れることができるのは私にとっては非常に大きな意味があるし、こちらのメッセージを個別に伝えられる利点も大きいですね。
また社員個々にとっても週ごとにしっかりと総括をしたり、掘り下げて考える習慣を持つことは仕事人としての成長につながります。
以下は、あるマネージャーの社員が今回の変更に際して送ってくれたメールの文面になります。
(ここから)
まずは2015年7月に入社をしてから約7年と半年間、毎週欠かさずご確認、ご返信をして下さった事に感謝申し上げます。
今まで作成した週報は全て保管しており、たまに昔のものを見返してみると、「当時はこのような事で悩んでいたんだ」という気持ちになります。
「週報」や1月から(MGを除いて)再開する事となった「読書論文」もそうですが、「言語化能力」「理論的思考」を鍛えるのには最適な取り組みでした。
私は学生時代に全く勉強をしないまま社会人になってしまったので、学びの習慣が付くまでに教育をして頂いた事に感謝しかございません。
そういった意味では、学びの意義を体感的に一番理解しているのは私かもしれませんので、部下スタッフに対して学ぶことの大切さを伝えていく事のできるように致します。
(ここまで)
こうした文面を見ると毎週末に地道にフィードバックをしてきたことが少なからず成長の後押しになっていたことが実感できて私も嬉しい限りです。
彼のようにマネージャーとなり、自立に至ったリーダーは枠にはめて会社が事細かにやることを定めるのではなく、主体性をもって仕事や学びを進めてもらえれば良いと思っています。
一方で自立、リーダーに至る前の若手社員に対しては引き続きの成長環境の設定が必要だから、今後は社内でもメリハリをつけながらのサポートをしていくつもりです。
宜しければサポートお願い致します!