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2月1日(水):テーマ学習と「足場」づくり

本日も「個別最適な学び」から派生した話をもう少しばかり。

個別最適な学びは「学び方の得意」と「学ぶ領域の得意」の2点をつくっていくのがポイントで、後者の学ぶ領域の得意については昨日にテーマ学習の有用性に触れました。

どんなテーマでも同様ですが、ある分野を集中的に学んでいくことの良さは、そのテーマに対する自分なりの思考の「足場ができる」点です。

ひとたび足場を築くことができると、そこを橋頭保にして自分なりに考えを掘り下げたり、他の分野との掛け合わせが生まれるなど、その後に向けた発展性が出てきます。

「足場ができる」ことの大切さを他の分野に置き換えると、再生医療に例えることもできるでしょうか。

再生医療において必須となる3つの要素は「細胞(幹細胞)」、「生理活性物質」、そして「足場」だと言われています。

様々な細胞に分化可能な幹細胞、その成長を促進するような刺激・信号としての生理活性物質も、細胞が成長していくための足場となる材料があってこそ機能します。

再生医療にとっての足場とは細胞の分化や成長を促していくための環境を構成する不可欠な要素です。

この点は子供の学びにおいても、また仕事人の成長にとっても、先の観点を当てはめて考えることができます。

足場のない状態でゼロから何かを生み出すのは難しいし、思考の結合や水平展開も同様でしょう。

学ぶ領域の得意を作っていくことは自分にとっての強みを形成する意味合いもありますが、その前段階として何らかのテーマ学習をしていくことで、自分の頭のなかに足場としての土台をつくることにつながる面が大きいと感じます。

今回の一連のアウトプットを通じて自分でもテーマ学習をする意味合いを改めて整理できた気がします。

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