7月28日(日):ゆめが丘ソラトス開業、ローカルライフとコミュニティ
先日の7月25日には相鉄線のゆめが丘駅からほど近くに新たな商業施設「ゆめが丘ソラトス」がオープンをしました。
本日はそれに関連した話を少しばかり。
このゆめが丘ソラトスの特徴のひとつはローカルライフを標榜して施設内にコミュニティスペースを複数、設けている点です。
具体的にはシェアキッチンがあって生産者とつながったり、食を通じて人が集えるほか、ソラトスルームと称して地域の方々が交流できるスペースが2つあります。
このあたりの設計からコミュニティデザインとして、自由度の高い空間と多用途を取り込む意図が感じられます。
フリーな空間があって、その活用が自由だということになれば、そこには様々なものが入り込む余地が出てきます。
そうした余白を残しておくことが外部、ここでいえば地域に関連した様々な人や、コトを呼び込むことにつながります。
空間があるからこそ、そこに関係性としてのコミュニティが生まれるわけですね。
またコミュニティには様々な性質なものがありますが、その代表格は地縁に根差したコミュニティと、目的性でつながるコミュニティです。
今回のゆめが丘ソラトスでいえば、ローカルな地域内でのつながりによる地縁の側面もあるし、ソラトスルームで趣味やサークル的な集いが企画されれば、それは目的性の側面も帯びてきます。
昨今はコミュニティデザインが言われるようになってきましたが、どのようなコミュニティや関係性を築き上げていくのか、そのことを念頭においた空間づくりの重要性は増してきているなと思います。
ローカルを意識した商業施設のコミュニティデザインのなかで、どのように地域での新たな結びつきが生まれ、育っていくのか、ゆめが丘ソラトスのこれからが楽しみです。
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