6月12日(月):オーガニック野菜の販売に至るまで
昨日は自社が運営するスクール制の小型フィットネスクラブ「健康習慣クラブALIVE」で今月から野菜の販売が始まった旨を記しました。
そこでも触れましたが、この野菜は農薬・化学肥料を不使用で育てられたオーガニックの野菜で、なおかつこれらの野菜は自社の1人の社員トレーナーが自然の恵みと手仕事によって育てた野菜でもあります。
その社員は株式会社フィットネスビズの最古参でもある小川さんで「清右衛門ファーム」を立ち上げ、野菜の生産・販売を始めました。
代々農家の家系でありながらも新規就農という少し変わった背景があり、そのあたりの経緯は清右衛門ファームのHPで小川さん自身が語っています。
そんな彼も、これを始めるまではフィットネス業界で生きていくと志し、「トレーナーを一生の仕事に」と考えて打ち込んできただけに、今回の決断は簡単ではなかったはずです。
自分の中での「やりたいこと」と「やらなければならないこと」、そして「個人」と「家族」や「これまでの歴史」など、様々な葛藤を経てきたのは言うに及びません。
諸手を挙げてこれに取り組んだというほど簡単な話ではなく、彼のなかの使命感がそうさせた面も大いにあったと思います。
そしてこれまでのフィットネスでの仕事とは、まさしく「畑違い」な領域でのリスタートだから現在進行形で苦労の連続です。
昨今の豪雨などの天候不順や害獣被害もあるし、農薬や化学肥料を使わずに育てる大変さも伴います。
それをトレーナーの仕事と二足の草鞋を履きながら進めてきたので、ここに至る苦労は創造に難くないでしょう。
そうした悪戦苦闘の話を聞いているからこそ、取り組み始めて1年以上を経たいま、こうして野菜の販売がスタートできたことが素直に嬉しいですね。
彼のつくった野菜を通じてお客様の健康や食卓が彩りあるものになっていけばと願っています。
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