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半導体不足について(更新1回目)

現在のあらゆる制御システムに半導体が利用されている

今後も需要が1~2年では解決が難しいのではないかと予想し、現在の需給の状況、過去と現在・未来の使用先、技術革新のキーワード、関連産業のホットワードをまとめていきます。

現在は問題意識のみ、内容については随時更新していきます。

【今後のテーマ】
①半導体について
 
半導体の説明を始める前に前提として『半導体と呼ばれるモノの種類』が多い。
 私がイメージしていたパソコンのCPUのようなものが半導体というイメージを持っていたが、子供のおもちゃについているようなトランジスタ(スイッチ付きのおもちゃの基盤についている丸いものだったりするやつ)も半導体だったのだ。一方でスマートフォンやパソコンの処理を可能にしているCPUも半導体である。また、カメラでズームアップや明暗を感知したり調整できるのもセンサーという半導体である。

 一言でいうと半導体は「一定の刺激をきっかけとして電気を流したり、止めたりできる仕組み」のことをいう。
 センサーであれば刺激が光だったり、磁力だったり、圧力だったり、動きの変化だったりする。
・製品のキーワード 太陽光発電のパネル、トランジスタ、各種センサー(光、LED、フォトダイオード、太陽電池、磁気、圧力、加速度、イメージセンサ)、フラッシュメモリ、IC、LSI、CPU
 
 素人でも目に見えるトランジスタとCPU・フラッシュメモリがおそらく違う工場で作られていることは想像できる。
 また、デジカメについているようなセンサのような各種センサもそれ専用の回路を作るノウハウが必要であることは容易に想像できる。別な技術が必要なこと違うことは想像できる。
 スマートフォン、パソコン等の高速で複数の演算を行うのに必要なLSI、CPU、ICは半導体機能を基盤にプリントする技術によって成り立っている。

 最近、需要が急速に伸びた半導体のジャンルはCPU、LSI、ICといった高速演算機能を持った半導体である。半導体工場は事前に受注し一定期間その受注をこなすことになる。半導体生産側が高速演算機能を持った半導体の受注を中心に計画してしまい、車に搭載されている各種センサー(エンジン点火系、エアコン、ブレーキ、ステアリング、アクセル、室温検知)の半導体を生産することが出来ない状況になった。
 そのため、当面はセンサー半導体の生産はされない状況が続くと考えられる。

 半導体基礎ブック、新聞や有識者の意見をまとめると、こんな論理展開になるが、果たして同じ工場で高速演算機能の半導体とセンサー半導体を生産しているかはもう少し調べる必要がある。

参考:図解雑学『半導体の仕組』2010年ナツメ社
   湯之上 隆 微細加工研究所 各種記事
   EETimes itmedia 各種記事
   週刊エコノミストOnline 
   日経新聞 各種記事 

②供給主体の構造

③需要主体の構造

④需給のバランス、各主体のつながり

⑤何が現在のキーワードか

⑥将来の見込み(需給がバランスする見込みはあるのか、ネックは?)


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