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24歳になりました。

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「虹だ!」 「え?どこ?」 久しぶりに感じた。 ススキの色が虹色だったのは幸運の兆しなのか、不運の兆しなのか。 私は本当に極少数のひとにしか共有していないことがある。 それは、物体から色を感じる ということ。 見ようと思って見えるのではなく、感覚的に飛び込んでくるものであって、生活の一部という表現がいちばん近いと思う。 なので、「いまのわたし、何色!?」と聞かれても、専ら 「ごめんなさい、今はわかりません。」なのだ。 正直なところ、私自身もこの感覚については微塵も

    • migiwa

      みぎわ 水に接する所。水のほとり。みずぎわ。汀、渚、水際 触れる異質な状態、触れなくてもいいところにあるさかい 瞬間のときめき、深み、反射、緻密さ、うねり、表情、感覚 うまれた時から受け入れがたかったものといえば みず だった。 幼少期から今も変わらず、下を向いて髪を流すことができない。 顔に水が一滴かかるだけで泣き叫んでいた。 そんな自分の姿と頭を洗ってくれていた両親の切ない表情が夢に出てくる日が時たまにある。 今思えば、泣き叫んで溢れていた涙で、顔を流れてくる み

      • kongetu yomeso kiroku 2024

        【1gatu 】 たいのおかしら さくらももこ 街角で笑う犬  椎名誠 月とコーヒー  吉田篤弘 るきさん    高野文子 結局のところ、ひとやモノとのつながりがなければ書くに足りない。 【2gatu】 モモ       ミヒャエル・エンデ 詩経       目加田誠 月刊イヌ時代   やさしいせかい  関根愛 happy new year prettymacaron 母        青木さやか モモと詩経を交互に読み、思考をピザ生地のように伸ばしているところ

        • 安堵をたもつ 1

          マスクとスカーフで顔を隠す、明らかに日本人ではない人が横にいる。 その方はリュックサックとその身ひとつで電車に乗っていた。 私がぼけっとしていると、その人は突然立ち上がり席を離れた。 しかも唯一のお供のリュックサックを置いたまま、どこかに行ってしまった。 そんな女性の安堵の感覚について、彼女のリュックサックと共に残された私は頭の中をめいっぱい塗りつぶしつづけた。 宗教的にでもそうでなくても、生まれたときや普段から頭や顔、身が包まれていればその人にとっての安心感は八割ほど満

          生涯画面の中の人 近所に住んでるけれど自分と関係を持つ世界線はないのだろうな。と思っていた方に偶然出会った。 私としたら落ち着いた態度で...平静を保ち...大人っぽく...と柄にもなく スン。とした雰囲気を装うも、本人の目の前でご本人さまについてしっかりと熱弁してしまった。笑 (ちなみに スン。とした態度は全く装えていないと見受けられる。おそらく笑) その後、ありがたいことに周りの方々の配慮にて、急接近させていただいた。 前日の徹夜と飲酒で頭が動いていない中、 良か

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          ホホバオイルが凝固する季節になりましたね。 いかがお過ごしでしょうか。 私といえば、文が書けないor書きたくないor時間ない(もはやorじゃない) な時期に差し掛かっており、このような調子での更新になりました。 このところ何かのご縁?なのか、新旧繋がりから兆しが見えたり、対話することが増えたりと、人生の興のようなものを波折感じています。 なんでもかかってこい!うち返すぜ!と、相変わらずぽわぽわした気持ちで相手から届いたしゃぼん玉を食道に潜らせて、ひたすらに楽しませていただ

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          37です。 ここでは、読んだ本や仕事、保育、その他の描写で受け取った自分との繋がりとその時のわたし。 人と人とのその瞬間の感覚。触れたこと。 趣味諸々(テキトー) を思い思いのままに綴る予定です。 ありのままの自分を伝えることやさらけ出すこと、正直になることが苦手なので、どうしたものか〜。これがわたし史上、かなりの難題。 つまりこのまま進むと、見えない何かに包まれたままプカプカと宙を浮かんでいる人間になりそう...まあそれはそれで魅力的。 そんな今の自分を脱皮したいとい