ゴッホが聞いた色の音


音、聞こえるものの概念は一つでは無いと思うんです。

『絵画は耳で聞き、音楽は目で見る』

それが芸術だと。

画家のゴッホは当時、数奇な運命を送った奇人変人と言われ後世に伝えられました。

ですが繊細な天才だったとも言われています。

ゴッホの絵が素晴らしいと言われる所以はいくつもあると思いますが、常人には見えないものが感じられるからというのも一つの見解です。

ゴッホは 色が聞こえる そうです。

悲しみが聞こえる とも。

ゴッホはその特別な感覚を表現する術があったのでしょう。

人には見え無いものは、人には理解できません。

それが奇人変人の発端なのかもしれません。

ゴッホの場合、きっと聞こえただけじゃないのだと思います。

音が見えたり、感情が見えたりもしたのでしょう。

素晴らしい作品の数々はその研ぎ澄まされた感覚から生み出されたものなのでしょう。


感覚とは本当に素晴らしいものです。

耳が聞こえなくても、静寂の中でも、音は存在する。
物にもなるし、味としても感じます。

私はそれをもっと感じ、表現していきたいと思っています。

ファーストサウンドの原点であり、目標です。




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