HSPの気質と恋愛①「はじめに」〜またひとつ自分を認められる幸せ〜
『ひといちばい敏感なあなたが人を愛するとき HSP 気質と恋愛』というエレイン・N・アーロン博士の著書をもとに、「わたし目線でビビっときた箇所だけ」を自分勝手に考察したこちらの記事はシリーズ化していく予定です。
こちらの本が届いた瞬間、400ページ超えの厚みに一瞬ひるみましたが、意を決して読み始めていくと、第1章に入る前の「はじめに」から既に共感と大きな気づきがありました。
だって、「欠陥」だと思っていた自分のクセを「極上時間」と捉え直すことができたんですよ。すごくないですか??
そのクセとは、
【気がついたら意識がどこかに飛んでいく】
というもの。
意識がなくなる「静」の状態ではなく、飛んでいった先でせわしなく動いている「動」の状態です。カラダはそこにゆったりとありながらも、頭の中のおしゃべりがすごい!
くつろいでいる時も、家事などで動き回っている時も、今自分がしていることに集中していなくて(!)、頭の中に意識が大集結している感じと言ったらわかるかな? そんなことありません?
人と話していてもそう。
1対1や対少人数ならまだしも、「大勢の中のわたし」となれば、途端に意識がそこから飛び出してしまうのです。(子どもの学校のクラス会とかで真剣な話してるのにー。)常に解き放たれたがっているわたしの意識ったら...
そんな「意識が今ココにあらず」のクセを
“ 集中力が続かないからだ ”
と努力しつつもやっぱり直せなくて、半ば諦めていたところにアーロン博士のこの文章よ!
私は、外から求められることと、内面に沈潜した時の豊かでスピリチュアルな世界の間で、引き裂かれる思いをしていますが、本当はいつも引きこもっていたいのです。
まあさ、私の場合は ”豊かでスピリチュアルな世界”というよりも、「永遠に続くただの独り言」だったり「たわいもない考えごと」だったりするんですよ。
でもね、でもね、
「本当はいつも引きこもっていたいのです。」
って言っちゃっていいの?
いいの?
いいんだ!!
そう方向転換できた時に、またひとつ自分を認めてあげられたんですよね。
そりゃ、些細なことですよ。
人によってはぜんっぜん大したことじゃないでしょうよ。
でもね、どんな小さなことでも「自分にそれを許可してあげる」って、実はとてつもなく幸せなんだなって改めて感じ入りました。
自分で自分にOKを出せたらもう、「わたしはそれが好き!そうしていたい!そうしていいんだよ!」て胸を張って堂々と自分自身に言えます。
一応書いておきますけど、人の話はちゃんと聞いてます、笑。(大人数だと途中、タイムトリップして帰ってくることは否めないけど...)
「はじめに」の部分のほんの数行でこの自己肯定感アップだから、1冊読み終わったら結構すごいことになってるんじゃないかと思っています^^
HSPの気質と恋愛について書かれた本ですが、もはや人間関係や愛そのもの、そして人生について普遍的なこともチラホラ見受けられます。
入り口や切り口はいろいろあっても、もしかしたら、この世で生きていくことは本当はもっとシンプルなのかもしれませんね。
ではでは、次回もお楽しみに〜!
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