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第二期 FIRST TRACKインターンシップ振り返り

駒澤大学3年の髙根悠希です!
この度3月下旬から9月中旬までの約6か月間インターン2期生として活動させていただきました!


インターンへ応募した経緯

 自分は陸上のコーチになることに高校の頃から憧れていました。
 元々は自分は箱根駅伝を目指す競技者でした。長距離を専門としていましたが、怪我と病気に苦しみ、大学の途中で引退をしました。
 競技から離れ、改めて高校の頃から憧れていた陸上のコーチになりたいと考えるようになりました。そんな中、出会ったのがFIRST TRCAKの皆様でした。

 昨年の11月〜今年の2月のかけてTWOLAPSの田母神さんの練習パートナーをさせていただき、そのご縁でFIRST TRACKの和田さんに出会い、そこでインターンの存在を知りました。自分は本当に運がいいと実感しております。
 
 自分はスポーツ科学とは全く関係のない経営学部に所属しており、勉強は文字通り1から、いや、0からのスタートでした。長距離しか行っていなかったので、スプリント系の動作、投げる動作、跳ぶ動作など、何1つわかりませんでした。
 そんな何も知らない自分にも始めることができるプログラムを組んでくれました。

指導先である一橋大学に沢山お邪魔させていただきました

実際にインターンで取り組んだこと

 
 FIRST TRACKで取り組んだことは主に3つです。

 1つは指導現場の見学。理学療法士の佐橋さんからアスレティックトレーナーの御共さん。ストレングスコーチである和田さんの主に3人の指導現場を見学し、それぞれのアプローチを見て、とにかく自分の中にインプットしました。
 
  2つ目は座学。テーマを決めて発表を行いました。3度の発表を行いました。1回目は走動作をバイオメカニクスの観点からまとめ、2回目はそれを解剖学にまで落とし込みました。3回目はピーキング。現在所属している陸上サークルで参加する、関東のチャンピオンを決める駅伝に向けてのピーキングの仕方を発表を行いました。発表をする際、初めは本で学んだことをそのまま発表してしまい、自分の中で理解ができず、結局これって走りの中でどういうことが起こっているの?どういう風に活きるの?っていうことを考えることに苦労しました。そこから考えて考えて、誰にでもわかるレベルまでに言語化することで、本当に自分の身になりました。

 3つ目はアウトプット。実際の指導現場に活かしました。FIRST TRACKの指導先である一橋大学では実際に自分で何種目か動き作りを考え、実際に手本を見せてトレーニングを行ったりしました。また、自分がサポートさせて働かせていただいている、TWOLAPS ACADEMYの幼稚園児、保育園生~高校生までの指導の中で、学んだことを実践し、子供達に声掛けを行いました。

毎週土曜日に行っているランニングクリニック
佐橋さんの説明がとても分かりやすかったです

インターンを通しての感想


 インターンを通して本当に貴重で有料級の体験をさせていただきました。その中で感じたことは、大きく分けると2つです。
 1つ目は、学び続けることは当たり前ということです。指導をするということは、たとえどんなレベルの選手であったとしても、その選手の競技人生に介入することです。選手が自身の競技に本気になって取り組む以上、こちらも人生をかけて臨む、それが指導に携わるということだと感じました。なので、間違ったトレーニングを行うことは論外ですし、情報は常に新しくなるので、どんどん新しい知識を取り入れる必要があると感じました。
 2つ目は、自分から行動し続けることです。文字通り自分はひよっこで、何もわからない状況からのスタートでした。そんな状態で指導現場を見ても、これは何をしてるの??何のためにやるの??の疑問の連続でした。そんな中でも、FIRST TRACKの皆様は僕の質問に丁寧に答えてくださり、なんとかやってこれました。疑問に思ったら自分で聞く、調べる、勉強をする。自分から行動することで、また新しいことを知って新しいわからないことが出てきて、、、。その繰り返しでした。気づいたらあっという間に半年がたってしまい、自分の中に沢山の知識が身についていることが実感できました。

TWOLAPS ACADEMYの様子
実際に自分も指導に携わらせて頂き、沢山の事を学ばせて頂いております

これから〜子供の未来を支えるコーチになる~


 子供の未来を支えるコーチになる。
 自分が怪我と病気で苦しみ、1度嫌いになった陸上。引退して陸上から離れもしました。陸上、スポーツの残酷さはよく理解しているつもりです。その一方、苦しい中でも頑張った日々や、陸上を通して出会えた素敵な方々、味わえた感動が僕にとって大切な財産として、大きな核として心の中にのこっていることに、もう1度陸上を学び、気づきました。
 子供達が、陸上を、スポーツを通して沢山挑戦して挫折して沢山喜んで、色んな人に出会えるように、色んな感動の瞬間に立ち会えるように、自分はその未来を支えるコーチになろうと思います。
 だからこそ、今回学ぶことができた知識だけで満足するのではなく、これから先もずっと学び続けることをやめずに、子供達に真摯に向き合っていきます。

 自分の人生を変えてくれたインターン。そう感じています。
 本当に貴重な半年間を過ごせて幸せです。ありがとうございました!!

FIRST TRACK

高根 悠希
2024.9.16


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