期待
今月から中途入社の人材が我が部署に配属されてきた。
彼に関しては僕自身も面接者として対応したので彼の入社が待ち遠しかった。
というのも、彼の持っている雰囲気や経歴などからかなり期待できると見込んだからだ。
30代中盤ということもあり、彼も覚悟を持って転職してきたと考えると、受け入れる我々サイドも彼の期待に応えないといけないことになる。
そういうこともあって、この1ヶ月は営業部門はもちろん、各部署のキーマンからレクチャーしてもらうという贅沢な研修プログラムをこなす中で、僕の担当先にも同行するということが始まった。
しかし一緒に仕事を共にすると当然ながら色んなことが見えてくる。
良いところが沢山あるのだけど、最近の若い人の特徴なのか、年齢関係なく人によるのかは定かではないが、説明しているのにメモを取らない。
異業種からの転職なので、今の段階では何がポイントなのかわかるはずもないので、とにかく言われたことを記録していき、落ち着いて振り返って答え合わせをするという流れでないとどんなに頭の良い人でも自分の中に残っていかないはずだ。
まだまだ始まったばかりなのだけど、人材育成とは本当に難しい。
そんなもやもやを抱えていたら、ある人のブログでこんな言葉をみつけて、「そうだよなー」って腹落ちした。
『「期待」とは期限を保って待つこと』
そう、待つこと。
焦らないこと。
急がないこと。
信じること。
自分の時間軸で相手をみないこと。
新たな気持ちで来週から共に成長できるように頑張ろう。