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昭和生まれ。将棋が趣味です。 ネット将棋で、棋力が伸び悩んだので、現在はネット将棋を封…

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昭和生まれ。将棋が趣味です。 ネット将棋で、棋力が伸び悩んだので、現在はネット将棋を封印して、将棋の勉強に力を注いでいます。 居飛車党。代表クラスになることが当面の目標です。

最近の記事

観る将の気持ちが分かった日

今日の叡王戦第3局を見ていて 普段、結構プロの棋戦をアベマなどでライブで見ることがあるのですが、今日の叡王戦第3局藤井聡太叡王と伊藤匠7段の将棋は鳥肌ものでした。  私は丁度勝負が佳境になる中盤の終わり~終盤の入り口あたりから終局までをライブで観戦していました。  将棋は、角換わり腰掛け銀の出だしから、非常に難しい手に汗握る終盤に突入しました。途中まで藤井叡王の有利な展開で進んでいましたが、伊藤7段のものすごい迫力の攻めの前に一手少し甘い受けを選んでしまい、そこから伊藤7段

    • 将棋は精神力

      将棋の敗因を分析して見えてきたこと まだ、本格的には指していませんが、ちらほら将棋ウォーズで実戦を指すようになって痛感したことがあります。今日はそのお話をしたいと思います。  ウォーズを数十局指して敗因を分析すると、体感ですが負けた10局の敗因の内訳はこんな感じかと思います。 いわゆるポカ・・・4局 難しい局面での判断ミス・・・2局 時間切れ(時間切れが迫った中での指し手ミスも含む)・・・2局 純粋に力負け・・・2局  すなわち敗因のトップは単純ミスということです。また、時

      • 将棋ウォーズの昇段後の達成率について

        取り合えず3段まで上げたが・・・。 取り合えず将棋ウォーズ10切れ3段までなり、以前のアカウントと段位は並びましたが、この達成率がよく分かりません。3段までは昇段後の達成率が99.9%だったので1勝すれば昇段という形でトントン拍子での昇段でしたが、ここに来て3段昇段後の達成率が75%へと変わりました。これも0%からではないんですね?今まで4段相手にも結構勝ってきたので、昇段後の達成率が高かったのでしょうか?まあ、うれしい誤算ではあります。  何年か前にウォーズを指していた時

        • 少し将棋ウォーズをやって思ったこと

          取り合えず初段まで持ってくることができました。 以前使っていたアカウントが使用できなくなり、30級から再開した将棋ウォーズですが、無料枠の一日3局の範囲で少しずつやってきました。取り合えず初段までなりましたが、勝率のせいか分かりませんが、4段、5段ばかり当てられていてやや苦戦気味の今日この頃です。  このまま行けば10切れ3段は近いうちに戻せると思いますが、そこからどこまで持っていけるかですね。  今日の記事は、誰もが経験しているとは思いますが、これまでの対局で感じた将棋ウォ

        観る将の気持ちが分かった日

          将棋が強いとは?

          段級位ごとの目安は? 例えば、英検など資格試験の世界では1級ではこれだけの能力が求められる、という級ごとの目安が示されています。  しかし、将棋の強さというのはただ何級、何段というだけで具体的に何ができるのかといった、段級位ごとの目安、すなわち将棋の強さの定義のようなものがはっきり示されていないのが現状です。  今日は、そういった曖昧な将棋の強さについて少しでも言葉に表していけたらと思います。 強くなるほど「はっきり」から「微妙」へ 以前私が読んだ自己啓発本「やり抜く力 G

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          将棋ウォーズ30級からやり直し・・。

          長年ネット将棋から離れていた場合に起こりがちなこと こんばんは。  最近は、10000問達成後のネット将棋解禁に向けて調整を行っている所です。ところが、将棋ウォーズの方があまりにも前回ログイン時から間があいてしまったため、アカウント名もパスワードも両方忘れてしまい、以前使っていたアカウントが使用不可になってしまいました。  ネット将棋を解禁して前回のアカウント情報から24とウォーズそれぞれどれくらい棋力が変わったかを検証することが目的だったのに、また最初からやり直しです。多分

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          アマチュアの将棋大会でもらえる賞品ランキング

          意外と知られていない?小規模大会の賞品 今回は、アマチュアの大会で入賞するともらえる賞品について取り上げたいと思います。どの大会でも、入賞すると賞状やトロフィーは必ずもらえますが、その他に副賞として賞品をもらえることがほとんどです。  大会に参加する動機は、実績が欲しいとか腕試しがしたいなど様々あると思いますが、優勝するともらえる賞品目当てに参加する人も少なくないはずです。 第5位 段級位の免状 第5位は名のある将棋大会などで優勝するともらえるものとして有名な免状です。免状

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          スマホ詰将棋パラダイス2の紹介

          最近の詰将棋チャレンジ進捗状況 こんにちは。  最近、スマホ詰将棋パラダイス2(以下詰パラ2)の詰Lvを早く上げようと詰将棋をかなりのハイペースで解いてました。というのも、詰Lvがずっと59で変わらないので、キリが悪くて嫌だな~と思ったからです。  どうでもいい話ですが、この詰Lvは問題を解くと得られる経験値を貯めると上がるらしく、その経験値はLvの高い問題を速く解くほど多く貰えるようです。 詰パラ2のLvの仕組み 今まで、レベルなんてほとんど意識しないで、解いていましたが

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          ついに詰将棋10000問まであと1000問切りました!

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          将棋 勝利の哲学

          将棋が強くなるために必要な心構え 将棋で強くなるための方法論といったことは、色々な方が提唱されていてある程度の実力、実績のある方のおっしゃることであれば、多かれ少なかれそれなりに的を得ているものです。ですので、将棋が強くなりたければその中から自分にあった勉強法を見つけて地道に取り組んでいけばよいと思います。  今日は勉強法ではなく、実戦を指す上での心構えについて述べたいと思います。 私の将棋倶楽部24の級位者時代 ネットの場合は、切れ負け以外は秒読みで指すことになりますが、

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          ぴよ将棋と対局して気づいたこと

          局後の反省 今日は、先日のぴよ将棋(レベル31「ひよ蘭」)との対局の反省と、ぴよ将棋と対局して気づいた事をまとめたいと思います。  まず、局後の反省ですが、何より287手という長手数になってしまったことがあげられます。将棋においてこのように長手数になるのは2つの要因があります。 将棋で長手数になる2つの要因 1つ目は、入玉の場合です。特に相入玉の場合は、お互いが寄せを放棄してひたすら入玉を目指し点数稼ぎをしたりするため必然的に手数が長くなります。また、相手陣まで潜った玉を寄

          ぴよ将棋と対局して気づいたこと

          将棋AIのぴよ将棋と287手の激闘を演じた話1

          またまた、久しぶりの投稿になります。 引っ越し前後の慌ただしさが大分軽減されましたので、また将棋の方をやっていきたいと思います。なんだかんだ詰将棋は毎日解いていますが、それ以外の勉強もこれから力を入れていきたいと思っています。 詰め将棋10000問達成はまだなのですが、ちょっとぴよ将棋で遊んでみましたので、今回はその結果をお知らせしたいと思います。1年弱ぶりの将棋の実戦です。 web版ぴよ将棋とアプリ版ぴよ将棋の違い今回遊んだのは、web版の方です。理由は、単に通信料金の問

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          将棋放浪の旅

          ひさしぶりの投稿です引っ越しやら何やらで忙しく久しぶりの投稿になりました。 また、新居での生活が落ち着いてきたら、そろそろ詰将棋も10000問になりますので、実戦も再開したいとは思います。そういうわけで、今日のトップ画像はぴよ将棋のスクショにしました。AI対局、その後はネット将棋と再開して、ネット将棋解禁の記事も出しますので、楽しみにお待ちください。 今日は、20代~30歳くらいの頃の話ですが、将棋道場通いにはまっていた話をしようと思います。 道場破り?の旅へ10代~20

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          アマチュア高段者の人ができること3選

          プロの魅せる一芸よくテレビなどで、プロ棋士同士が盤を見ないで目隠しで将棋をしたり、はたまた藤井8冠が目隠しで詰将棋を解いたりして観客を沸かせているのを目のあたりにします。 このように、将棋のプロは特別な訓練をしなくとも将棋と触れ合っている時間が膨大であることから自然と常人では考えられないようなことができてしまいます。また、通常の対局をNHKなどで見ていると、対局後初手から対局を並べ直したり、即座にある局面の様子を再現してその時の持ち駒まで覚えています。 このようなプロの一

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          AIが将棋界にもたらすもの

          AIは将棋にどのような変革をもたらすか?よく将棋とAIということで話題になるテーマについて、私が考えていることを書きたいと思います。 皆さんも普段指す将棋ウォーズで身近に棋神を使ったり、プロの将棋を観戦していると評価値のグラフが出たりしてAIについてそれとなく意識すると思います。一般的にコンピュータと人間の強さ比べという時代は10数年前には終わり、AIが人間より強いことを前提に、今やプロにとってAIは研究パートナーとしてなくてはならないものになっています。そのような一般に知ら

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          将棋の真理?の話

          将棋の研究をし続けてふと思ったこと 将棋の指し手の正解の見つけ方上図は、詰将棋の問題ですが、結構盤面がごちゃごちゃしていて初手からして何を指したらよいか迷う方も多いと思います。いきなり、こんな難しそうな問題を解けと言われても嫌になってしまうと思いますので、ここで、少し将棋から離れて別のゲームの話をしましょう。 オセロと将棋皆さんオセロというゲームはやったことがあるでしょうか? 恐らくほとんどの方はルールくらいは知っていると思いますが、オセロは強い人とやると戦いが進むにつれ

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