笑わない力
2023年4月21日(金)朝の6:00になりました。
いま鳴いた烏がもう笑う。怒れる拳、笑顔に当たらず。
どうも、高倉大希です。
「笑う角には福来たる」ということわざにもあるように、日常生活において笑顔はとても大切な要素です。
とにかく明るく笑っておけば、案外うまくいく場面が意外とたくさんあるものです。
一方で、「笑わないことも重要なのではないか」というのが今日の本題です。
なんでもかんでも笑う人は、どうも信用ならないのです。
できごとに対して笑うということは、「わたしはこれをおもしろいと思っている」と表明しているのとおなじです。
要するに、おもしろくもないできごとに対しておなじように笑っていると、ただの「笑いがわかっていない人」になりかねないわけです。
自分がボケをかますときもおなじです。
基本的なお笑いのルールとして、自分で自分のボケに笑ってはいけません。
まじめな顔をしながら突拍子もないことを言うからこそ、笑いが生まれるのです。
ここ最近、ラッパーの呂布カルマさんがテレビに引っ張りだこになっています。
彼は、ここでいう「笑わない力」をもっているタレントです。
すこし怖そうな見た目も相まって、すべてがおもしろみに繋がります。
むしろ逆に、そんなタレントが笑っていると「あ、本当におもしろかったんだな」と、視聴者は思います。
もしくは、当人に対して「人間味があっていいな」だなんてことを思うのです。
笑うことは、それはもうとても大切なアクションです。
ただし、だからといって、なんでもかんでも笑えばよいというわけではありません。
笑わずに、まじめな顔をして言うからこそおもしろい。
そんな「笑わない力」も、時として非常に重要です。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。