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投資用NFT100万円

NFTと同じ、ブロックチェーンを基盤にしたデジタルデータには仮想通貨(暗号資産)があるが、仮想通貨の場合、ビットコインならどのビットコインでも価値が変わらないように、同じ仮想通貨なら代替が可能になる。

しかし、NFTの場合は、例えば見た目はまったく同じデジタルアートでも、ブロックチェーンに記録されている識別情報も踏まえて作品ごとに価値が決まるので、見た目は同じアート作品でも、それぞれ代替不可能な存在として扱われる。

見た目が同じアナログの版画作品にシリアルナンバー(エディションナンバー)が入っていて、それぞれ区別されていることをイメージするとわかりやすいかもしれない。

また、NFTには、オリジナルとまったく同じものをコピーして作成することができないという特徴がある。

従来型のデジタルデータでは、コピーとオリジナルの判別がつかなかった。

NFTでも、例えばNFTアートをパソコンのディスプレイに映してスクリーンショットを撮ることでコピーを作ることはできるが、そのコピーにはブロックチェーンによる情報が存在せず、オリジナルとコピーの明確な判別が可能になる。

このような仕組みによって、NFTには従来型のデジタルデータとは違って1つ1つの作品に資産的価値が生じ、NFTマーケットプレイスでの取引が成り立っている。


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