毎年6月は「食育月間」です
厚生労働省は、食育基本法ならびに第4次食育推進基本計画(令和3年)にて、6月を「食育月間」と定めています(令和6年6月1日から6月30日までの1か月間 )。
この「食育月間」は、食育の推進を目的に、農林水産省、内閣府、消費者庁、こども家庭庁、文部科学省、厚生労働省等の関係府省庁、および地方公共団体、関係機関・団体による横断的協力体制で全国的な食育推進運動を展開します。
基本計画を踏まえた重点推進事項として以下の3点を提示しています(令和6年度「食育月間」実施要綱)。
1.生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進
2.持続可能な食を支える食育の推進
①食と環境の調和:環境の環(わ)
②農林水産業や農山漁村を支える多様な主体とのつながりの深化:人の輪(わ)
③日本の伝統的な和食文化の保護・継承:和食文化の和(わ)
3.「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進
「健全な食生活」、「環境と調和のとれた食料の生産や消費」、あるいは「豊かな食文化の継承」などといった「食」に関する知識と「食」を選択する力を養うことが、健康で心豊かな生活の一助になるはずです。
「食育月間」は、このような「食育」について考えてみるよい機会です。
<一次情報>
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/gekkan/
<参考情報>
拙文ですが、毎年6月7日は国際連合が定める「世界食品安全の日(World Food Safety Day)」です。
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