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貧乏で辛いのは、学べないことと人に会えないことだ

 もちろん「食費が少なくて何を食べていいかわからない」「服飾費が全く出せないから下着を買うのも困る」みたいな基本的衣食住が機能していないというのが一番問題なんだけど。

 貧困で辛いのはやはり、
1 学びたくても学費が出せない(習い事など)
2 外食や交際費に回すお金もないから、人と会って仲良くなるのが難しい

 という所だと思う。
 衣食住以外の基本的人権がない(文化的生活なんてとてもできない)ということ。

 非正規の人は、みんなそうだと思う。

 音楽がやり直したくてギターを習おうと思って、教室を見学に行ったけど、
「月謝一万円です。これでも市内ではうちが最安値ですよ」
 と言われ、払えないので断念。
 スタジオを借りるお金もなく、部屋で弾くと近所迷惑になるため、音楽の夢は宙に浮いたまま。

 ほんとは英語とか習ってみたい。
 でも、学費がない。

 そもそも、傷んで使えなくなったフライパンを買い替える余裕すら今ない笑
 なので鍋でできるものを作ってる。

 正社員の話を聞くと、
 給料の他に住宅手当やボーナスが出ていて、
 趣味や旅行にお金を使えてる。
 それで、精神的にも人間的にも成長できる。

 羨ましいです。

 貧困は、人の成長を阻害します。
 日本は、大量の非正規の人を放置していますが、このままだと人間的にも成長できなかった哀れで貧乏な年寄りが大量発生しますよ……。

 正社員になればいいって?
 ほぼ不可能なんです。
 年をとったり、障害があったりすると。

「学びたいことがあったら
 YouTubeでいいじゃないか」
 という人もいますけど、
 何かを本格的に学ぼうとしたら、やはり、ある程度はお金をかけないとだめだと思うんです。
 そして、人にも会わないと。

 そこで問題になるのは、
 交際費や飲食費も全く出せないくらい、
 収入がないこと。

 月12万生活とは、
 おおざっぱに言うと、
 家賃と光熱費で6万、
 食費その他雑費で4万
 あと2万は医療費とか社会保険で消えます。

 服飾費、ありません。
 交際費、出せません。

 人に誘われても、居酒屋なんて行けません。
 人と会わなくなり、人間関係がなくなります。


 人間関係がなくなると、精神を病みます。


 非正規は、
 貧困は、

 人間性を奪っていきます。

 しかも、自力で解決するのは難しい。
 社会的な構造が出来上がっている。
(障害者雇用は特に)。


 どうしたらいいんでしょうね。

 日々考えていますが、答えが見つかりません。

 最低限の知性を失いたくないので、図書館で本を借りてなにかしら読むようにはしています。
 話がそれますが、最近読んで面白かったのは、『マンガでわかる「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』です。マンガかよ笑。でも、この本のマンガがすごくいい話なんです。普通に学園ものとして楽しめます。

 話を本題に戻すと、貧困は、
「学べない」
「人に会えない」
 ことが、辛いです。

 政府も、むやみに補助金をばらまくのやめて、
 そこのところを支援してほしいですね。
 非正規にも住宅手当を出すとか……。
(そしたらかなり救われるんですが)。


 まっとうに稼いでいる人には、
 つまらない話でしたね、すみません。

 貧困だと、ネットも上手く使えません。
(スマホを買えない人もたくさんいます……)。


 もっと、何か、
 救いがあればいいのになと思います。


 愚痴っぽくなりました。
 読んでくれてありがとう。


 

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