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第11回・第12回の添削結果&ナショジオ2023年11月号レビュー|ナショジオ翻訳初級

 こんにちは。先月から実践コースが始まり、ちょうど第2回の課題を提出したところです。そんな中、初級コースの最終課題の添削が戻ってきたので、早速振り返りたいと思います。

第11回添削結果

 まず結果はこちら(A、B+、B、Bー、Cの5段階評価です)。いつもと変わらず😅

第11回添削結果

 この回のお題は、シャチが巧妙なチームワークを駆使して流氷上にいるアザラシを仕留める話。文章を読むだけでもシャチに捕まって海に引き摺り込まれるアザラシの姿が目に浮かび、翻訳作業中もなんだか落ち着きませんでした😢

 ちなみに私は文章でもこんな調子なので、食うか食われるかの「弱肉強食の世界」をテーマにしたナショジオ動画を見るのも苦手です。しかし、プロの翻訳者の方々はそんなこと言ってられませんよね😅

 またこの回はカギ括弧(「」)を使った会話文が出てきて、恥ずかしながらカギ括弧の会話文では句点(。)の付け方にルールがあることを初めて知りました。

 こういう基本的な文章作成ルールを知らないのは翻訳だけでなく、note投稿でもまずいよな🤔とも思い、早速ネットで調べてみました。しかし、ネットだけでは確認しきれなかったこともあり、取り急ぎ2冊の本を購入してみました。現在受講中の実践コースでも使ってます。

第12回添削結果

 第12回の結果です。最後の課題も「B」でした。。

第12回添削結果

 実はこの回については、課題を提出した直後に届いたナショジオ日本語版11月号を読んで、自分の訳とさほどズレていなかったので「もしかしたらB+いけるかも?👀🌟」と今にして思えば「身の程知らずの」期待を抱いていました😅

 実際の添削原稿を見てもいつもより赤が入ったところは少ないんですが、傾向として「直訳調」のところがダメ出しが出ていたので「記事としてはまだまだ」と言う判定になったのかなと😓

 この「直訳調」というのはは常に自分にとっては常に課題となっています。この点については先日の記事でも紹介した駒宮俊友さんの本が頼りになっていて、迷った時は前述の表記ルールで使っている本2冊に加えてこちらも必ず参照するようにしています。

ナショジオ2023年11月号レビュー

 今月号は日本語版、英語版ともに表紙もタイトルも全く違いますね😳日本語版では「特別編集」とのことで、英語版にはない記事も。カラー写真を使って、地球の歴史を振り返っています。それ以外のメインの特集記事は日英でほぼ同じでした。

表紙だけでは同じ号とはわかりませんね

 今回英語版にあって日本語版にない記事で面白かったのは、メキシコからアメリカに移住した家族を取材した記事です。2000年に移住してから昼夜問わず働き続け、今ではシカゴ郊外にプール付きの豪邸を建てるなどまさに「アメリカンドリーム」を実現したこの家族。移住以来ずっと取材を続けてきた記者に対する家族の信頼は厚く、記者もほぼ「家族同然」のような扱いを受けているそうです。

 そういた信頼関係も記事の中で垣間見ることができます。一般に鮮やかで迫力ある写真に定評があるナショジオですが、こういう丹念に長期間にわたって取材するスタイルもナショジオならではだなと改めて感心しました。それくらい読み応えのある記事でした。

 一方、冒頭の通り日本語版で独自に取り上げていたのは「地球45億年の奇跡を旅する」と題したグラフィック満載の記事です。アイスランドの火山から流れ出る溶岩やオーストラリアのウルルなど迫力満点の写真で文章は少なくても「悠久の大自然」を十分感じ取ることができる構成でした。

 日英どちらでも掲載されていた記事で面白かったのは「大気中の炭素を減らす」と題した記事。各国で二酸化炭素を回収・貯留するためにどんな取り組みを行なっているのかが紹介されており、まだどの取り組みも実験段階であったり、専門家の間で賛否が分かれているとのことでその効果は未知数ですが、この中でびっくりしたのは、炭素からダイヤモンドやウォッカなどを作る試みです😳もしこれが実用化されれば、二酸化炭素を減らしながらモノが作れるというすごい時代がやってきそうですね。

 今回の記事は以上になります。次回記事では、初級コースを終えての総括・振り返り記事をお届けする予定です。本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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ナショジオ翻訳講座のこれまでの受講記録をまとめたマガジンです。成績は「映えません」が(苦笑)、講座の雰囲気をつかむ上でのご参考になれば幸いです😊

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