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【警告】中国人との国際結婚は生半可な気持ちでするものではない。

皆さんこんばんは。たっちです。
私は今年2歳年下の中国人女性と結婚し、大阪で同居しています。
私は昨年まで中国・広州に駐在しており、現地で現妻に出会った後、日本に帰国するのと同時に一緒に帰ってきてしまったという、
いわゆるたまにありそうなヤツです。

国際結婚するにあたり、周囲から驚かれましたし、
「国際結婚=何となく夢がある」そんな風に思う方も多いです。
私は結果として国際結婚をしましたが、自身の性格的には中国人の方が合うなと思っていたので、昨秋に結婚という大きな意思決定をしました。

さて、実際結婚してみてどうなのというと、これがなかなか難しい。
私の場合、妻が中国人なので、中国人と国際結婚するとどうなの?
というお話になりますが、日本人と違って面白いと思うので、是非読んでいってください。

※前提として、日本での生活経験が浅い。もしくは皆無の中国人女性との国際結婚についてです。

〜なぜ中国人との国際結婚は難しいのか?〜

まず中国社会, 中国人は「量」を判断基準に置きますとスッキリ中国論/田中信彦まとめ(https://note.mu/finn0220/n/n616e2f500fdf)で伝えました。

中国という国は貧富の格差を日本とは比にならないくらい感じる国です。
私が広州にいた際は都市部と、そこから地下鉄で15分離れた地域では生活水準が全く異なります。

爆買いに代表されるように、お金持ちはお金を使いまくるし、
貧しい人はそれ相応の生活を強いられます。
ところが、所得の開きが大きい人が15分圏内で共に生活しているかつ、
インターネットの普及によって、物理的な障壁が取り除かれ、場所に関係なく貧しい人は携帯を開けば富裕層の贅沢な生活を見れるようになってしまいました。
そんな状況の中で、中国の人々は常に自分の生活の質が高いことをアピールしたいのです。富裕層みたい贅沢な生活への憧れが強くなっています。
そして生活の質が高くなったことを自慢することは、暗黙の了解で許容されるようになっています。妬む人はいません。
憧れる人と憧れてもらいたい人に都度分かれるだけです。

①中国人は自分がいい生活を送っていることを自分の周囲の人に自慢する傾向にあります。日本と中国の場合物理的な距離があるので、特に活用されるのはwechatというSNSです。
LINEでいうタイムラインに自分を近況を投稿するのですが、投稿するにあたり、証明するための写真が必要になります。
それはプレゼント(モノ)でも良いですし、旅行(体験)で撮った写真でも良いのですが、とにかく写真に残せる何かを与えなければなりません。

②また、中国人には、企業文化に共感しているし、自分が成長できる環境だから、仕事量に対して給与や福利厚生が少ないということは許されません。
残業が多い月は、その分の給料をしっかりもらうことができなければ、転職を進められます。企業文化やスキルではなくて、どれくらい稼げるのかを気にするのです。

③最後に、休日, 祝日はなるべく自分に割いて欲しいと考えています。
なので、週末は相手が家に居たいときは、なるべく家にいながら勉学に励み、家事を手伝い、相手のショッピングに同行したりしなければいけません。

〜中国人と国際結婚が難しい理由まとめ〜

上記であげた3点には共通点があります。量です。
①モノ, コト をあげる=モノ, コト の量
②お金を稼ぐ=お金の量
③時間を割く=時間の量

中国の長年の歴史で生まれた国民性なのだと思います。
中国人と国際結婚の難しさは、量が判断軸におかれていることが、
日本人の私達にとって難しいということです。
中国よりもライフスタイルの多様化が進んでいるからです。

中国の方と結婚を検討している人は、
自分が量に支配されることを念頭において、
覚悟を持って結婚をするようにしましょう。

私も結婚当初は苦労しました。
ただ上記を上手く与えれるようになると、日本人女性以上に自分に尽くしてくれる素敵な奥さんを持てるようになるはずです。

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