効果を最大化させるための代替案

私が所属している企業は、大阪のグランフロントに本社を構える100名規模の旅行会社です。

以前GPTWジャパンが選出する働きがいのある会社としても、中規模部門で32位に選出されています。

当社では、各従業員が一貫して組織の理念や方針を狂信的に遵守しており、
業務レベルにおいても意思疎通がしやすい環境が作られています。
当然、各従業員が同じベクトルを向き、組織として達成したい目的へと一体感を持ち営利活動をおこなっています。

そんな当社には、コアバリューという行動指針が存在します。
組織の文化, DNA形成に大切な役割を果たしていると感じるので、一個ずつ深掘りしていこうと思います。

『批判するのではなく、代替案を提示する』

このコアバリューは、相手の意見に対して批判することは簡単であるという前提の元、ではどうしたら良いの?を意見の受け手側も主体的に考えることを目的としています。

自身の代替案を提示することで、結果的に建設的な議論形成かつ企業の効果を最大化させることを目的としています。効果はお客様の笑顔と利益です。

アメリカで黒人男性が死亡した事件に対して、現地では抗議デモ、企業や著名人も抗議活動に参加をしています。

ここでも、各々が批判を続けるだけではなく、今後具体的に誰がどのようにすべきかを主体的に考え発信をしていく姿勢が必要だと私は考えています。

批判だけでは本質的な問題の解決へは進まないため、チョークポイントを特定し、発信し続けることが今後同じ問題を起こさないために大切です。

今回の問題を多様性という観点で考えれば、
これだけグローバリゼーションが進んだ現代において、人種の違いを尊重出来ない方は淘汰されると考えられます。

人種の違いによって自身の人生にどんなデメリットがあるのか、あったのかを人種差別主義者には熟考してもらいたいです。

今回は遠いアメリカで起きた話ではありますが、多様性の尊重という点においては、日本も同調圧力におされて多様性に乏しい国ではないでしょうか。

例えば大企業特有の、既得者権益を守るためなのか分かりませんが、よく分からない独自のルールとかあります。
新人は皆、そのよく分からないルールに従い、受動的に動くロボットみたいになっていきます。私が新卒で入社をした証券会社がそうでした笑

組織としての効果を最大化させるためには得策とは言えないのではないでしょうか。
多様性を尊重し、各々のパーソナリティを受け入れてこそ、幸せな未来が待っているはずです。
そして、私たちは積極的に後世に多様性の重要性を発信していくべきです。

話が多様性の話へと逸れてしまいましたが、
組織活動においては批判ではなく、代替案を提示していく姿勢が必要だと言うことです。

今回の人種差別問題についても、批判だらけにならず、じゃあどうすべきかを熟考することで幸せな世界に一歩でも近づくことを願うばかりです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?