見出し画像

コロナ禍でもフィンランド留学を決めた理由・コロナ禍を生き抜くこと

誰も正解を知らない、どうなるかわからない状況の中、リスク・現状・大学の対応・国の規制を考えながら留学をするかを判断するのは大変でした。

さらに海外でコロナにかかったら、外国人である私は治療を受けにくいのではないか、莫大な治療費になるのでは、など色々な不安がありました。

当時フィンランドへの入国は制限されていましたが、ビザ(Residence Permit)を持っていて、かつ、大学の授業がオンラインのみでなく対面で行われる場合、入国ができました。

留学先の大学がコロナ禍での対応についてオンラインセミナーを開いてくれ、入学を来年に延長できることもわかりました。
ただ、1年間モチベーションを保てる自信もなく、さらに30代前半には結婚して子供を産みたいという夢があったので、20代後半の今が最後のチャンスかもしれないと思い、今年行くことに決めました。

また入っていた保険で、コロナに感染しても入院費用をカバーできることがわかり、当時はフィンランドの感染者数も減っていたことも助け決断できました。(2020年9月現在、1日90人ほど感染者が出ていて、第二波が来たのではと思うくらい感染者数が増えています。)

コロナ禍で留学してよかったと言えるのかは、自分の留学生活の送り方次第なので、後悔しないように頑張ろうと思います!

■留学を考えていた他の人はどうしているのか             他の留学を目指していた人はどうなのかなと思い、少し調べてみると、大学生は尻込みしている人が多いみたいです。データは少し偏っていますが↓参照ください。
(参照:https://www.waseda.jp/inst/weekly/news/2020/09/24/78108/)
ただ、私がお世話になっていた大学院留学を専門にしているコンサルの方に聞くと、大学院を目指していた人で辞める人は少なく(ビザの関係で辞める人はいるみたいです)、また新規の問い合わせも去年と比較しても減っていないとのことでした。
専門的に学びたい、かつそれが他では変わりが効かない場合が多いため、大学院に行く人はコロナ禍でも留学を諦めない人が多いのかもしれません。

■これからの時代を生き抜く力                     コロナ禍でなくても言えることだとは思いますが、先の見えない状況で、様々な要素を考え、判断をするという過程を経験したことはよかったです。リスクを考える時の視点、情報の集め方が身についたように思います。これからは今まで以上に先の見えない中で、かつ目まぐるしく変わる世の中で、瞬時に物事判断をしなければならないことが日常生活の中に増えてくるのだと思います。また、変わっていく環境にすぐに適応していかなければならないのだと思うと、生き抜くためのスキルもどんどん変わっているのだなと肌で感じました。ただ、全ての変化を受け止めていると疲れてしまうので、自分にストレスのないように適度に流すというか、往なす力も必要なのかなと思いました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?