見出し画像

フィンランド大学院留学に向けての情報収集方法とフロー

フィンランド留学に関する情報はメジャーな留学先のイギリスやアメリカなどと比べて少ないと思います。
そこで今回は、私の経験を踏まえて、おすすめの情報収集方法をご紹介したいと思います。

私は働きながら留学を目指していて、2020年に留学をすると自分で決めていたので、時間をお金で買うことにしました。大学院留学コンサルティングという会社に、大学院の候補校提示、志望動機書、履歴書の添削を費用を払ってお願いしていました。

その経験から、どのように情報を集めたらいいのか、かつフィンランドにきてこんな方法もあるのかとわかったことをここに書きたいと思います。
私が今思うベストな流れ順に書きます。

■フィンランドYoutuberの動画見る
Road to Finland
アアルト大学院の学生がフィンランドでの学生生活事情などを幅広く、基本的な疑問に動画で答えてくれます。最初にこの動画全体像を掴んでみるのもいいと思います。

フィンランドセンターに相談
フィンランドセンターはフィンランドの文化、学術、高等教育、技術、経済、そしてフィンランドと日本両国のこれらの分野の協力を促進している機関です。
ほぼ毎月フィンランド留学セミナーを開催しています。フィンランドの大学とも連携しているので、フィンランドの大学や制度について知りたい時におすすめです。初めにこちらに相談して大学や出願に際して何が必要か知った上で、次の大学院留学コンサルに依頼するのもありかと思います。

大学院留学コンサルティングに依頼する
大学選択、必要書類の添削、合格後の必要手続きアドバイスを一貫して行なってくれます。書類のみの添削を行ってくれるので、フィンランドだけに国を絞っている方は、それだけ依頼するのもありかなと思います。

・メリット
こちらの会社は大学院専門の留学コンサルです。エージェントではないので、どの大学院とも提携をしていません。そのためとても公平に、希望に合わせて大学院の候補を出してくれます。また費用はかかりますが、必要書類の英語添削をしてくれたり、ビザの不安についても答えてくれるので、安心して選考を進められます。また日本で応募可能な奨学金情報などをまとめてくれます。

・デメリット
大学院と提携をしていない分、情報が少ないことがあります。
特に奨学金の有効な申請方法や、プログラムの詳細情報など。もちろんコンサルの方も大学に問い合わせてくれますが、自分で大学に直接問い合わせて集めていくことをお勧めします。

また北欧に特化していないので、提示してくれる北欧の大学候補が少ない。
こちらに来てから私のやりたいことに近い英語の大学院プログラムを見つけたことがあります。
デンマークのKaospilotなど
https://www.kaospilot.dk/approach/

・合格者インタビューを見て参考にする
他の大学院合格者のインタビューをみて、スケジュールなど参考にできます。
私の留学理由も大学院留学コンサルティングの合格者インタビューに載っていますのでよろしければご覧ください。

■大学に直接問い合わせる
志望校が絞れて必要な情報を集めた段階で、具体的な質問が出てくると思います。
フィンランドの大学は比較的きちんと返事をくれます。疑問に思ったことは直接聞いてしまうのがいいです。そこからこの人に連絡した方がいいなど教えてくれる場合もあります。
ただ7,8月は多くの人が1ヶ月くらいの休暇をとっているので返事が遅いことがあるので注意です。
私はプログラムの必要要件(哲学、教育、アートの学士を持っていること)を満たしていなかったのですが、教授に私の経歴を話したら可能性はあるから応募してほしいと言われたので、諦めず挑戦ができました。

■大学の在学生にSNSで連絡をとる
在学生にSNSで連絡をとって、授業や生活面のことを学生視点から聞いてみると、説明会やサイトでいっているだけではない裏情報的なことを聞くことができるのでおすすめです。
私もこれをやり、プログラム、学生の温度感など正直な意見を聞くことができました。
また具体的にフィンランドでの生活のイメージもできるのでやる気が出ます。ニッチな国に留学する場合は行動あるのみだなと思いました。

■大学院のカリキュラムを確認                      大抵の大学は必修授業の構成や、選択科目をサイトで見れるようになっています。アアルト大学の場合はこちら

■大学院の卒業生が書いている論文を読む                 フィンランドの大学院の修士論文は全て公開されています。そこで自分が学びたいことに近いことをその学部を出た人がやっているのかを確かめておくのは、学びの期待値と実際の授業のギャップを生まないためにも大切です。

以上このような感じでいろんな方法がありますので、諦めず、ご自身にあった方法を試してみてください!皆さんの挑戦が実ることを願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?