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しんごうきょうだい の にちょうび

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もとやすけいじ(著)

あらすじ

みなさんは しんごうがあかのとき、
あおしんごうが なにをしているのか しっていますか?
じつは・・・・・

青信号が色が変わるのをまっているのです。

毎日、みんなが横断歩道をわたるために
毎日、休むこと無く毎日働いています。

そんな彼らの楽しみは、
週に一度の歩行者天国の日。

その日は、車が道路を走らないので、
信号たちはお休みなのです。

交差点の信号は16人という大勢で、
お出かけします。

まずやってきたのは、
映画館。

ところが、信号たちは、
自分たちが光っているため、
係員の人に
「映画館は暗くないと見ることが出来ません。
他のお客様のご迷惑になりますので。」と言われ
映画をあきらめることに・・・。

その後、デパートで帽子を買おうしますが、
自分たちが小さいので
帽子もあきらめることに・・・・。

仕方がないので、
床屋でさっぱりしようと
向かいますが、
自分たちが電気でできているため、
水がだいっ嫌い。
髪を流すと聞いて、
お店で髪をきることもあきらめることに・・・。

すっかり、いじけてしまった信号たち、
せっかくのお休みの日曜。
楽しむことはできるのでしょうか。

ブックレビュー

歩行者信号の人の形をした赤いと青の人の形が、
実は中で働いているというお話。

信号機の中がいすがあったり、
カレンダーや
ブラシや鏡があって、
面白いです。

娘は、この絵本を読むまで
歩行者天国というもの知りませんでした。

とっても、興味津々に見ていて、
歩行者天国を体験したいっていうので、
日曜日に実際に歩行者天国になっている所へ
体験に行ってきました。

信号が消えているのをみて、
「信号さんたち、お出かけできたのかな?」
「お休みできてよかったね」
と話をしていました。

絵本に16人の信号兄弟がいるというので、
本当に16人なのか、信号を数えようと、
交差点で、一緒に「1,2,3,4・・・・15,16」
と数えました。

「本当に16だ!」と喜んでいました。

さらに、普段は車が走るところを、
自分で歩くことができる開放感に
楽しそうに歩いて色んなものに興味を惹かれていました。

そんな、ただの歩行者天国を
楽しい休日に変えてくれる絵本です。




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