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14ひきのもちつき

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いわむら かずお(著)

あらすじ

おとうさん おかあさん
おじいさん おばあさん
そして きょうだん 10ぴき
ぼくらは みんなで
14ひき かぞく。

朝早い時間。
お父さんが薪を割り、
おじいさんがかまどに火を入れたシーンから絵本は始まります。

今日はおもちつき、
くんちゃん、とっくんもお手伝い。

あれ、ろっくん、
やっと目が覚めたみたい。

夕べからふやかしておいた餅米、
水を切ってせいろに入れて
みんなでお手伝いをしています。

うすを置く前に、
わらをしいて、うすのざぶとんにします。

せいろでお米を蒸して、
いよいよ、餅つきが始まります。

まずは、ぐっぐっ。
お米が飛ばないように
良く練ります。

そして、
ぺったん、とったん
餅つきがはじまります。

お父さんが杵を付き、
お母さんがこねどりをします。

家族みんなで交代して
餅つきをします。

できた、お餅はちぎって丸めて、
あんころもち、
きなこもち、
くるみもちをつくっていきます。

できたお餅をみんなでいただきまーす。

雪が降って、
もうすぐお正月。
静かな森の様子が最後のシーンです。

ブックレビュー

最近、ちょっとずつ気に入ってきている
14匹シリーズです。

今回は餅つきの話ですが、
とてもよくできています。

実際に子供の頃に餅つきを
祖父母もいっしょになって
家族でやっていたことを思い出しました。

最近の子供は、
昨今の感染症のこともあり、
こういった経験が極端に減っているように思います。

都会の核家族の家庭で
まして、マンションでは
こうした餅つきといった催しは
難しいのかもしれません。

臼と、杵でぺったんぺったん。
経験させてあげたいですね。

餅つきは、
実は、餅米は、前日から水につけ置きし、
そして、杵で着く前に
よく、練り込むのが餅を上手に作るための
下ごしらえです。

そういった、
餅つきの本当の流れがこの絵本には書かれているので
とても、ためになる絵本だなぁって読んでいました。

娘は「お餅食べたいね」って

食欲の方が勝っていましたが・・・。


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