給食番長
よしながこうたくさんの「給食番長」です。
「嫌いなものなんか 残しちゃえ! 」という番長の影響で1年2組は、好き嫌いばかりで給食を食べてくれません。
そして、ついに怒った給食のおばちゃんたちが居なくなり、番長たちが給食を作ることになるのですが、逆におばちゃんのありがたさを痛感するというストーリーです。
なぜか、3歳の頃から娘が気に入っていて何度も「読んで!」と言ってきます。
小学校1年生の話なのに、お兄さんお姉さんにあこがれがあるのか、この本の絵が個性的で、きれいな、かわいらしい絵本の世界で、真逆のひときわ目立つ存在だからなのか、ともても気に入っています。
個人的には、九州の博多弁で書かれてている部分が実は気に入っていて、私の実家も九州なのでネイティブのイントネーションで読んでみたりもします。(奥さんは、関東の人なので奥さんもおもしろがっています。)
この絵本のすごいのは、白目をいれていないってのが工夫されていて、キャラクターの動きを極端にしているというところが他とは違う感じがあって面白いです。それと、随所に不思議な小人的な妖精的なキャラもいてそういった飽きさせない工夫が随所にちりばめられているというのも子供心をくすぐっているんだと思います。
ただ、コレを読んで私の娘がごはんを残さず食べるようになったかというとそんなことはありません。
もう少し成長したら、残さず食べられるようになるのかもしれませんが・・・。
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