見出し画像

たこやき ようちえん たのしい えんそく

画像1

さいとう しのぶ(著)

ストーリー展開

ここは たこやきようちえんです。
「あしたは えんそくよ!」
ソースぐみの たこやき 6にんに、
たこの たこや きよこせんせいが いいました。

たこやきようちえんの
たこやき6人たちが遠足に行くことになりました。

行き先は動物園。

たこ焼き屋のおじさんに帰ったら、
お弁当の準備とおかしの準備をしてもらいました。

そして、次の日の朝、
きよこせんせいが、迎えに来てくれました。

動物園についたたこ焼き6人は、
キリンやカバ、
ライオンやトラなど見て回ります。

中でもころちゃんは、
象にすっかり夢中です。

猿山のお猿さんにえさをあげたら
みんなお腹が空いたので、
おじさんの作ってくれたスペシャル弁当を食べることにしました。

お弁当を食べ終えて
鬼ごっこしたり、おやつを食べて楽しんでいるときに、
しばらくして、ころちゃんが居ないことに気づきます。

迷子になったころちゃんをみんなで探します。

ころちゃんはどうしたのでしょうか・・・。

ブックレビュー

たこやきたちの楽しい園生活を描いた、
「たこやきようちえん」シリーズの第2弾です。

この絵本に登場するたこやきたち、
6人がそれぞれ個性があって面白です。

そして、それを温かく、優しく見守ってくれる
たこ焼き屋のおじさんと、タコのたこや きよこ先生。

ちなみに私は、タコのたこや きよこ先生の
ネーミングセンスが気に入っています。

この絵本の第2弾でなんだか温かい気持ちになったのが、
前作でたこやきたち6人に襲いかかった野良犬が、
なんと、第二弾でマスコット犬になっているんです。

ちゃんと、たこやき幼稚園で
お世話されているようで、
たこやきたち6人とも仲良しになっています。

娘は「きっと、お腹空いてて
ちゃんとご飯を貰ったからお友達になれたんだよ」と分析していました。

なかなか鋭いですね。

この絵本では、
動物園でいろんな動物たちと遭遇します。

そして動物たちみんなとお友達になります。

それもこの絵本の良いところだと思います。

以前、動物園に娘を連れて行ったら
あまりにも動物たちが大きくて、
テレビで見ていたものよりも迫力がありすぎて、
ベビーカーから降りてこなくなりました。

しかも、日差しを自分で閉めて
寝たふりをする始末。

我が娘ながらかなりのビビリです。

この絵本で、動物たちと
お友達になる!って気持ちが芽生えてくれたらと思います。

今は、まだ無理ですが、
落ち着いたらぜひ動物園に行って
あのときのリベンジができたらと思います。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?