あんみつひめさま

さとう めぐみ (作・絵)

むかし　むかし
みつまめじょうには　うつくしい　おひめさまが
すんでいるという　うわさが　ありました
ところが、あるばん　そのおみめさまが　ようかいに
さらわれてしまい・・・。

といった、話で始まる妖怪を退治し、
あんみつひめを救うというストーリーです。

あんみつひめさまを救うために、
殿様は家来に命じて妖怪退治をさせますが、
二人の家来は帰ってきません。

殿様は、「誰でもいいから」と、
町中に御触書きを出します。
そこへ、ひとりの旅人のささだんごさむらいがやってきて
殿様に「自分が妖怪を退治してみせます」と
妖怪退治にでかけます。

さて、妖怪は退治できるのでしょうか？

思わぬどんでん返しがあって、面白い絵本です。

しかも、出てくるキャラクターが全て和菓子というこだわり。
読んでいると、濃い緑茶と、和菓子が食べたくなります。

我が家では、
「さとうめぐみ」さんの書いた絵本が
大人気です。

なにせ、娘はスイーツ好きで、
こういったお菓子が出てくる絵本は
大好きみたいです。

「さとうめぐみ」さんの絵本は、
まぁまぁ長めなストーリーですが、
３歳児に読み聞かせしても、
内容を理解しているようです。

成長したら、もっと色んなところに気がついて
より深く理解できるようになると思うので、
娘の成長が楽しみです。

あんみつひめさま