見出し画像

ワンシーンより:時に、信じるものを変えてみる大切さを教えられる♪

映画鑑賞も好きである。
過去に様々観てきた。
繰り返し見たい作品も数多い。
(※ 宗教は全く関係ございません。)

ギリシャ文明・エジプト文明、ローマ帝国・・・これらが舞台になると 目線は真剣そのものである。

♪ 十戒
♪ ベン・ハー

これらの文明・作品に心奪われる理由は、教えにある。
どちらも、人として必要な基本を作品に込めている。
落ち込んでいても、この2作を見ると「間違いがない」ことを確認させてくれる。
間違った成長をしていないか問われるだけでなく、間違っていないことを再確認できる。
「そのまま信じて がんばれよ!」と背中を押される。
特に、若い方は一度は観ていただきたい。
どちらも心打たれる。

ベン・ハーは、たまたまTV映画番組「日曜ロードショー」で観た。
たまたま・・・観た映画の中で忘れられないシーン、セリフがある。

ベン・ハー(チャールトン ヘストン)が、ローマ海軍司令官 クイント・アリウス(ジャック・ホーキンス)をアドバイス・助けたときである。

アリウス曰く:
なぜ、そなたは私を助けた?
私は、そなた達を酷く扱った。それなのに何故?
(中略)
そなたの信じる神と私の信じる神は違う。
しかし、このように私は信じる神に助けられず、そなたに助けられた。
そなたの信じる神に助けられた。
それなら、そなたが信じる神も 私は信じようではないか。
この恩は、忘れない。

ベン・ハーは、アリウスの豊かな感性・大きな器に感銘を受ける。

このシーンで、私の中の何かが大きく壊れた。
いえ、開かれた瞬間だった。
(※ 「神」を「先人・先輩・学校の先生・親の教え」に置き換えると 一層重みが出ます。)

何かに助けられたが、それは受け入れづらいものであっても、助けられたら目線を変えて=大切なことの位置づけをちょっと変えてみることの必要性・大切さを学んだのである。

良い意味で、若い頃は型にはまっている。
それを壊す必要があるが切っ掛けが掴めない。
しかし、このアリウスのいうように 時に違った目線でとらえ 心を開くと、もっと大きなことが出来ることに気が付く。

映画のワンシーン。
しかし、あまりに短いシーンであっても、心に深く残るシーンの為 投稿しました。
あなたの大切なもの・信じるものを違った目線にしてくれた映画作品はありますか?

人生に 影響を与える映画に出逢うことを願っています。


***************************
Cohibaのちょっと一息♪

チャールトン ヘストンのファンである。
ギリシャ時代にいたのではないかと思うくらい、この時代が似合う。
1959年くらいの映画は、とにかく全てが手作りと知った。
衣装は もちろん、各所にある小物。風景も一部手書きであったり。
ギリシャ彫刻の置物も、実は実際彫られていたと。
今は、コンピューターグラフィックである。
これは これでいいが、何故か私は上記のような作品は ちょっと手作り感があるもののほうが温かさがあり、一層 作品を引き立てるような感じがする。

以前 誰かが言っていた。
映画は、実際 存在するものを映像化。
また、真逆もしかり。

存在しないものを映像化は それなりでいいが、
現実に存在するものを作ると違和感も生じることがある・・・と。
言わんとすることを今回の投稿で気が付きました。

この記事が参加している募集

#おすすめ名作映画

8,217件