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隈元リュウ
2023年8月14日 11:22
あらすじ先日二十五歳になった男は、とある喫茶店で小説を書いていた。彼は、いつも窓から行き交う人をただ眺めていた。誰かを待っているのか、そうでないか。それは、彼にも分からない。喫茶店に通い始めて二か月が経ったある日。店主が男の小説を読むことに。そこに綴られていたものとは・・・「待ち人」を軸に男の人生を描く。初の中編作品。まえがきまだ、二十五というのに、青山や表参道にあるような洒