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「学びポータル」で目指す自立的な学習者

いよいよ6月に入りました。
私の勤務校では5月に運動会・社会見学を行ったことで、1学期の大きな行事は終わりました。

ここから1学期の残りの期間が授業での学習を中心に進んでいくことになります。
6月は祝日もありませんので、週5日がここから6週間続くことになります。

そんな大人にとっても子どもにとっても正念場を迎えるわけなので、少しでも前向きに日々を過ごして欲しいと思います。


やらされる学習の積み重ねをして向かえる夏休み・・・

ここから夏休みまでの7週間、ひたすら「やらされる学習」が続くと、
 勉強=嫌なもの
 宿題=嫌なもの

という気持ちのまま夏休みに入ってしまうので、なんとしてもそれは避けたいところです。

前回記事の紹介

さて、前回の記事で今の私の取り組みの一つを簡単に紹介しました。

私は今、算数専科として5年生で3クラスの授業を担当しているので、子どもとの共通のプラットフォームとしてロイロノートを活用しています。

前回は、単純に「単元を見通すこと」と「振り返りの蓄積」ができることという意味合いで紹介しましたが、次の単元に入り少しバージョンアップさせてみました。

本題

青色のカードを全員に配布

ここからが本題です。
このカードについて説明します。
左上には前回の単元の振り返りカードを自分で引っ張ってきます。

それを基にして、テストの日にちを考えながら学習計画を立て、毎日の学習の積み重ねを行っていきます。

上の方には、デジタルドリルやKahoot!などへのリンクを貼り、自分のタイミングで練習ができるようにしています。

右側には、板書を貼っておくことで、いつでも授業でのライブ感を思い出すことができるようにしています。

写真に残すということは、単なるスライド的な板書ではなく、その日その日の子どもの学びの足跡が見えるような板書になるようにしなければなりません。
自分への戒めも込めて、頑張ろうと思います。

私はこのカードを算数の「学びポータル」として手渡しました。
大枠はこちらで決めていますが、ここから子ども達の発想で、自由に使ってもらえたらと思っています。

前回の単元のカードも、自分たちで板書やノートを写真に撮ってまとめている子がいたので、その学びに向かう姿勢を共有しつつ今回のカードでも、楽しみながら使って欲しいです。

結局のところ、教師からすると「やらせる」ことに代わりはないので、その中でいかに学習と楽しく向き合えるように日々の授業を研ぎ澄ましていくかに尽きると思います。

学びの多い授業×学びポータル=自立的な学習者
を目指して、試行錯誤しながらやっていこうと思います。

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