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ロイロで紡ぐ「見通し」と「振り返り」

私は、今年度ロイロノートを中心に活用しています。

理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は、「共有」に関する使いやすさです。
2つ目は、「データの蓄積」に関する使いやすさです。

それぞれ、使用場面とともにまとめていきたいと思います。

振り返りの共有

友達の書いた振り返りを見ることができます。
今単元は、「振り返り力強化単元」と子ども達に伝え、いつもはノートに書いている振り返りをロイロノートに書くようにしました。

高学年であれば、こちらの方が文字数が出せます。
また、そもそも字が苦手な子にとってはそれを気にすることもありません。

そして、友達の振り返りを見ることで、自分よりも少し上手に振り返れている人の記述を見て、真似をすることができます。

スタンプ機能が実装されたこともあり、よく使っています。
スタンプと記述をよく見て、レベルアップしている姿がよく見られます。

振り返りを一覧で

振り返りの蓄積

また、普段の振り返りをカードで書いているため、それらを整理して授業の順番で並べ替えておくことができます。

自分の振り返りのレベルアップを見ていくことができます。
記述の量が増えたり、ノートの写真を貼って書いたりしています。
描画機能で図をかく子もいます。

これも共有可能

更に、その一覧も提出することで共有ができます。
自分の振り返りを縦の軸で見ること+友達の振り返りを横の軸で見ることの両方が可能なので、メタ認知にとても効果的だと感じています。

単元を見通すカード

また、大きいカードの中に、単元の見通してとしてテストで問われていることを一覧にして配布もしました。

「今日の学習で○○はできるようになった」ということを認識して欲しくて作成しました。

今は、授業終わりに私から話を振ることが多いですが、これを自力でできるようになることが「自立した学習者」への第一歩なのかなと思います。

テストで求められる技能等をあらかじめ伝える

まとめ

これらの取り組みをオールインワンでできてしまうので、私は今年度はロイロノートを中心に活用しています。

見やすいカード作りにcanvaを使うのは内緒

「単元の見通し」や「振り返りの共有」でロイロノートを活用することに関しては、今までも多くの実践がなされており、大変効果的だと感じています。

しかし、授業の中で「協働的な学び」を進めていく上で、私はなかなか上手にICTを活用することができません。
(算数科において・・・)

今後は、それを研究課題として行っていきたいと思っています。

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