『だから、スターバックスはうまくいく。スタバ流リーダーの教科書(毛利英昭著)』これはマネジメントの本《読書記録#2》
まず始めに、私はほとんどスタバに行きません。
過去に・・・5回は行ったかなぁ、というレベルのスタバユーザーです。
更に言うと、妻の「スタバに行きたい」に対して肯定的に返事をしたことはないかもしれません。
今回はそんなスタバ嫌い(?)な私がどうしてこの本を読むに至ったかや読んだ感想を中心にまとめていきたいと思います。
読もうと思ったきっかけ
きっかけは簡単です。
本屋を歩いていたときに、目に入りなぜか心を惹かれたからです。
ではなぜ心を惹かれたのかを少し深掘りしてみたいと思います。
私は先ほど、ほとんどスタバにはいかないと言いましたが、理由ははっきりとしません。
言語化しづらいのですが、今の私にしっくりこないのです。
一般的にスタバに来店する目的は
①コーヒーを楽しみたい。
②仲間とおしゃべりしたい。
③仕事をしたい。
のどれかだと思います。(私の主観)
そのどれもが、今の私にとって、「帯に短し、たすきに長し」状態でしっくりこないのです。
ほとんどが家でできてしまうので、お金を払ってまでは・・・という感覚になっているのかもしれません。
しかし、そんな私の主観的なイメージとは違ってスターバックスはどこに行っても店にお客さんがいっぱいいます。
ニーズがとても高いのです。
その理由を知りたいと思ってこの本を手に取った、といったところでしょうか。
読んでみての感想
まず、この本は私の想像していた内容と違うことがわかりました。
この本は、経営の本ではなく、マネジメントの本だということです。
・・・いや、経営とマネジメントは同じか・・・???
経営方法ではなく、人材マネジメントの本というと伝わるでしょうか?
会社の見ている先が「顧客」ではなく「従業員」という感じでしょうか?
このあたりが私の語彙力の限界です・・・
しかしこの本を読み進めていくと、次第に学校現場にどう落とし込んでいこうかということばかり考えるようになっていました。
学校で生かすなら
ということで、ここからは読んだことをどう生かしていこうかを考えてみます。
学校で置き換えるなら、「お店」は「教室」です。
教室でいかに子どもたちが居心地良く過ごすかという面で学びがたくさんありました。
ほとんどの理念がそのまま学級経営の枠組みになり得るようなものでした。
例えば、理念の共有は学級目標の共有と同義です。
社員同士の教え合いは、学級での学び合いです。
社員自ら動きたくなるのは、児童自ら学ぶ主体的な学びです。
それらをマネジメントするのは担任としての力量だと思います。
更に、私が一番心に残ったのは、「離職率の低さ」です。
学校の教員は今、病休なども含めた離職率が前に比べて高くなっているように感じます。
働きやすい職場であれば、この離職率は低くなっていくはずです。
少しでも働きやすい職場になるように、私はこの本から学んだエッセンスを取り入れていきたいと思いました。
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