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ロイロノートとcanvaの親和性は思った以上でした!

私がnoteを使用し始めて約1週間がたちました。
中身や文体に迷走しながら、また中身も取り留めのないものがほとんどの中、どの記事にも見てくださる方がいるというのはすごく励みになります。

しかし、時間は有限なので、noteを書く時間、見る時間を有意義にするためにも、発信する内容はきちんと精選していく必要があるなと再確認しました。

さて、今回は1年生の超有名教材でもある「くじらぐも」(1年生の国語・光村図書)についての実践をお伝えします。

はじめに

子どもたちのタブレット:Chromebook
これまでのICT活用履歴
①Padletで図工の作品紹介(3度)
②音楽の歌唱をロイロノートで録音
③国語の音読をロイロノートで録音
④生活で朝顔や虫の写真を撮って観察
などなどです。
担任が提示用に使用するのはほぼ毎日といった状況です。

構想と課題

子どもたちは、前回の物語教材「やくそく」では、人物の気持ちを考えて音読を発表しました。(インフルエンザ等もあり、なんとなく終わらせてしまいました・・・)

そして今回の物語は気持ちを考えながら、めあてである「おもいうかべながらよもう」を達成するための工夫を考えました。

頭に描いたのは、「くじらぐもに子どもたちを乗せたい」という安直な考えです。

canvaにて編集。しっぽにいるのは息子です。

イメージとしてはこのような感じのくじらぐもにクラス全員を乗せて、スライドショーのように一枚一枚の絵が進んでいく感じです。ここはcanvaの得意分野で、子どもたちの挿入や背景リムーバはとても簡単にできます。(これは担任の仕事)
GoogleEarthでの上空写真もまぜてみようと思います。

そして音読は子どもたちの声を挿入します。ここはどうしようか悩んだのですが、ロイロノートであれば子どもたちは使い慣れているので、場面ごとに音読をしたものから子どもたち一人一人の声を「WEBAファイル」として書き出し、それをcanva内にアップロード→オーディオで挿入しようと思っています。

これ、全てcanvaでやろうと思えばできるのですが、1年生という発達段階を考え、国語の時間を極力「国語」として確保するために少し我慢したところです。
canvaは子どもたちはほぼ未使用なので。
また、本校は1年生が3クラスあるため、同一歩調で進めていくための妥協点でもあります。

実践の途中経過

先週、「くじらぐも」の導入が終わりました。
学習のゴールについて、こちらが狙っていた方向へと話し合いが進み、子どもたちはすでに完成を待ちわびてワクワクしています。

読み方の工夫も、ゴールに制作物があり、人に見てもらうという意識があるので、前の「やくそく」のときよりも遙かに意欲的です。

1年生には、こういった「わくわく」という動機付けが本当に有効で主体的な学びへとダイレクトに結びつきます。(低学年の特権かな)

また、授業時間にフィードバックしきれなかった児童についても後から音読を確認し声かけをすることもできます。

半ば妥協でオールcanvaではなく、ロイロノート×canvaにしたのですが、評価という観点から考えると、制作過程の音読が残っていくロイロノートの提出機能は個人個人の成長もよくわかり、こちらの方がいいのではないかとも思うようになりました。

(プチ)終わりに

まだ実践全てが終わっているわけではないのに今回ここに記載したのは、少しでも速く載せることで、全国の中に1名でも「おっ、これは面白そうだ、来週からくじらぐもやるから参考にしてみよう」という同志がいることを期待してです。
来週、同学年の3名の先生方と共働しながら完成させるのを今からとても楽しみにしています。

余談ですが、くじらぐもの学習を始めてから子どもたちが運動場で体育をするたびに「○○ぐもだ」と空を見上げ、なかなか話を聞いてくれなくなりました・・・笑

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