狂える「コオロギ食」推しと、対する暴走する批判

SDGsの名の下に食用コオロギを推し進める意見に対し、ツイッター上では非難轟々となっているのを目にします。

自分のコオロギ食に対する意見は
・フードロスや耕作放棄地に無手のまま飛び付くなど手順がおかしい
・好意的に思われていない物を強引に食べさせようとする姿勢は強権的
・強権に追従し「美味しい」かのように喧伝する相変わらずのマスコミ
以上を問題と断じます。これについては後日別記事にしようと思います。

一方で食用コオロギに対してかなりの「飛ばし」状態の暴走した批判も散見されます。今回はこちらの方を取り上げたいと思います。

なお「暴走した批判」への問題提起の前に、何故「自分がコオロギ食を批判する立場である」ことを先に書いたのにも理由があります。今回のように「暴走した批判」をする人たちは冷静さを欠いており、何の準備も無く「その批判は流石に違う」と言うとそれだけで「コオロギ食推進派の肩を持つのか」と簡単に敵性認定をされてしまうからです。ネット上では「ウヨ」「パヨ」のようにレッテルを貼り、簡単に相手を敵性認定して喧嘩腰になる人が見受けられます。こういう「暴走した批判」をする人間はこの例で言えば該当するのが「ウヨ」「パヨ」どちらであっても理にかなっておらず、所謂「味方の背中を撃つ」存在に成り下がるのはよくあることでしょう。

話が逸れましたが、今回のコオロギ食を批判する人たちの中にも「飛ばし記事を出すマスコミ」と同レベルの批判をすることで「味方の背中を撃つ」ことになりかねない話をかなり聞きます。当然自分の背中を撃たれることになるわけなのできっちり批判させてもらいます。自分本位なのです。

まず「コオロギに補助金が6兆円」という数字が流れていた件も触れないといけないでしょう。結局のところ根拠不明でありながら、広く拡散されるに至ってしまっています。こうされることによって「コオロギ食を批判する連中は根拠のない中傷をする」という印象が作られてしまいます。自分が冒頭に述べていた批判も根拠のない中傷と同列に扱われてしまいかねないわけです。これは飛ばし記事を出すマスコミに対し「マスコミは嘘ばかり」と批判しているのと同じことです。

また「コオロギ食は健康面で問題がある」という意見も見受けられます。これも「ワクチンは有害だ」と叫ぶ人と根拠にどの程度の差があるのか気になるところです。直近だと枇杷の種について「本当は健康にいいのに国はそれを隠すために有害と喧伝している」と語っている人がいました。コオロギ食を健康面で批判する人たちは「こういう根拠がある」と未練がましく並べ立てていたのが見受けられましたが、それは「ワクチンは有害」「枇杷の種は健康にいい」と語る人たちも同じことをしていました。本当に自身が打ち立てる根拠が「根拠」と言えるものなのかもう一度立ち返ってみて欲しいと思います。

今回は直近でコオロギ食の話が出たのでそれを題材にしましたが、敵視されがちなもの(今回だとSDGs)が言っていることだからと安易にヒートアップして、あらぬことまで言っていないかは他の時であっても心掛けないといけないことです。

自分も今書けるものを書くに限られている身、不勉強があるかも知れません。何かございましたら遠慮なく下のコメント欄から送っていただければと思います。日常用の趣味も交えたごった煮のツイッターの方でも構いません。忌憚なく意見をいただければと思います。

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