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【取り扱い注意?】パイロット・ブルーブラックインキについての注意

安い、扱いやすい染料インク、そして染料インクなのに謎にある異常な耐水性。という「君は完璧で究極のインク!」と言いたくなるようなインク(パイロットなのでインキ)、それが、パイロットの普通のブルーブラックです。

が、購入するために調べていると、こんな情報を見つけました。

首軸の先端周辺やペン芯の裏側の櫛の樹脂部分にインクが付着すると樹脂と反応してうっすら青いシミが定着します。耐水性が高いので水洗いで完全には取れません。これは耐水性が高いからなのですが、このインキは万年筆を劣化させます。またあるサイトで、分解清掃するとペン先の裏には澱がたまり水洗いでは容易に取れないようです。透明コンバーターのプラスチックが薄青くなるので水で洗浄しても取れません。

パイロット万年筆インキ INK-70-BBのAmazonレビューより引用(太字は筆者による)

色々調べていると、関連すると思しき情報も見つけました。

パイロットのブルーブラックには紙にインクの粒子が吸着しやすくするのと、水や油などの液体が紙に付着しても多少でも分解しずらくする為だと思われるある材料(おそらく特許か、何かがあると思うので伏せておきます)が使われていますので、

万年筆に付着したインクが他のインクに比べて落ちにくく造ってあるので中性洗剤などで洗浄して欲しいということになっているのだと思います。
(中略)
通常どおり使っても少しずつ、中でインクの粒子がペン先など部品に付着して「シミ」のような状態になってしまいます。

万年筆まっぷ:パイロットのブルーブラックの謎より引用(太字は筆者)

ちなみに、ごく最近僕が購入したパイロット・ブルーブラックの瓶の箱には「中性洗剤で洗浄を行ってください」という旨の注意書きはなかったです。

なので成分が変わった可能性もあります。

ありますが、そういうインクである可能性、それは頭に入れておいたほうがいいのかもしれません。

まあ、顔料インクや古典インク、そして染料インクであろうとも、万年筆にインクを入れて使う以上、劣化させる可能性、覚悟をもって使うべきなのかも知れない。

形あるものいつか壊れるのだし。


っていうか、ネットの情報を適当にまとめただけって、やっつけ仕事にも程があるだろうに……。

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