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本物の"Dutch"オーブンでキャンプした

こんにちは。
オランダ駐在の夫と2人暮らし、
SAと申します。

オランダへの引っ越しが決まった時、
そういえば、
日本語でも「ダッチ~」という言葉があるけど
それらはオランダ由来のものなのかも?
と思い、どんな言葉があるのか調べてみました。

Made in Dutchのダッチオーブン購入

ダッチが付く言葉の中で最も身近に感じたのは
ダッチオーブン。
キャンプで持っていたら
一躍人気者になれるアイツ。
オランダ発祥でこっちでも
沢山売られているのかと思ったのですが、
オランダでの製造は長く途絶えていたそう。

唯一見つけたMade in Dutchのダッチオーブンが
Combekkというメーカーのものでした!

ダッチオーブンは、“ダッチ”と名のつく通りオランダを由来としながらも、オランダ製が長らく存在しなかったことをご存じでしょうか?  製造の起源は300年以上も前でありながら、本国では生産が途絶えており、それを蘇らせたのが、オランダ人デザイナーのマーク・スビエールです。「オランダでもう一度ダッチオーブンの生産を」という思いのもと、「廃材に息を吹き込む」という意味も込め、「Come back(カムバック)」にかけて"COMBEKK(コンベック)"と名づけたのです。

“本物”のダッチオーブン「コンベック」で、旨味たっぷりの休日料理を楽しもう。|Pen Online (pen-online.jp)

廃線になった鉄道のレールを使っているそうで
サステナビリティにも配慮された、
デザインもかっこいいダッチオーブンです!
一目惚れした私はサーモメータ付きの
グレーを購入しました。
(Combekk製品はオランダでも買えるのですが、
サーモメータ付きは何故か売っていないので
日本で購入。笑)

蓋の裏にMADE IN HOLLAND

オランダで初めてのキャンプ

オランダでもキャンプはとてもポピュラーで
沢山のキャンプ場があります。
キャンプ初心者の我々夫婦は、
色々な種類のコテージがある
大型なキャンプ場を選びました。

一般的にトイレが汚いと言われるヨーロッパ、
尚且つキャンプ場ということで
施設の衛生面に一抹の不安がありましたが、、
トイレもシャワーも驚くほど綺麗でとても快適!

気合を入れて持ってきたダッチオーブンで
カレーを作ったり、
スキレットでお肉を焼いたり、
自然の中でゆったりとした時間を
過ごすことができました。

早速Combekkを使って作ったカレー
欧米のBBQ感

あいさつっていいですよね

日本ではあまりない文化ですが、
海外ではお店に出入りする時に必ず
あいさつをするのがマナーです。
お店だけでなく、
バスの乗降時、近所で人に会った時、
みんな気持ちよくあいさつを交わしています。
すごく素敵な文化ですよね。
キャンプ場でも同様で、
隣のコテージの家族に遭遇した時、
道ですれ違う時、みんなあいさつをします。

隣のコテージに可愛らしい姉妹がいたので、
思い切って拙すぎるオランダ語で
あいさつをしてみました。
そしたらしっかりオランダ語で返してくれて
側を通るたびに手を振ってくれる関係に。
とても些細なことだけどすごく嬉しく、
思い出深い出来事でした。
キャンプ場でのこういう交流っていいですよね~

クレラー・ミュラー美術館に寄り道

キャンプ場の近くにはずっと行きたかった
クレラー・ミュラー美術館がありました。

アムステルダムから車で約1時間
都市から外れた場所にある小さな美術館ですが、
あの有名なゴッホの「夜のカフェテラス」
があることで有名です。

特に素敵だったのが、
この美術館は国立公園の中にあり、
大自然の中をサイクリングして
辿り着くことができるのです。
高めの駐車代を支払えば車でも国立公園の中まで
入れ、美術館の側まで行けるのですが、
天候が良ければ絶対に自転車をおススメします!
国立公園の入場口を入ってすぐのところに
膨大な数の自転車が置かれていて、
(さすが自転車大国オランダ)
無料で借りることができます。

アクセスは良くないですが、
ツアーでも行けそうなので
ぜひ日本から観光に来られた方にも
足をのばしていただきたいスポットです!


ゆくゆくはドイツやフランスにも
キャンプしに行ってみたいな~
なんて思っているので、
オススメのスポットがあれば教えてください^^

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