自分と向き合う
ここ数年、今の職場にやりがいを見いだせなくなり「転職」が常に頭の片隅にある。
TCという仕事はとてもやりがいを感じていて好き。
でも、院長の考え方にだんだんついていけなくなってしまった。
段々を大きくなっていく医院。
徐々に増えていく従業員。
益々下がる平均年齢。
HSPの私にはかなりしんどい状況だ。
もしかしたら私は、一生一人で人生を歩んでいくことになるかもしれない。
だったら今よりもっと稼ぎのいい仕事に就いて、お金をたくさん稼いで、豊かな人生を歩みたい。
「IT系の仕事はこれからもっと強くなる」
毎朝YouTubeライブをしているリベ大の学長が言っていた。
だからブログを開設してみたり、コーディングの勉強を始めてみたりした。
ただ、瞬発力はあるくせに、継続力がない。
それにブログは不特定多数の人に見られる分、様々な意見がくるので自分がそれに耐えられる自信がない。
だからブログは向いていないかなと思って逃げた。
人はいつも「やりたくない理由」を探しては自分の正当化させる。
千信堂占術師との出会い
最近職場の事務長に自分の悩みを吐き出した。その時に、
「信じるか信じないかは人それぞれだけど、気を感じ取ることができる人がいる。僕の奥さんが体調は悪くないのに、ずっと塞ぎこんでしまっていることを相談した。その人にアドバイスをもらっていろいろ試してみたら、今はとっても調子がいい。話を聞いてみるだけ聞いてみてもいいかもね。」
最近YouTubeで流行っているのか、霊媒師に自宅や自身についている霊を見てもらい、除霊をしてもらっているのを目にする。
興味はあるものの、ここまで知名度のある人だとまず関東に行かないといけないし、料金もそれなりにかかってしまう。
今の地域で探すにしても誰がいいのか全然わからないし、結局私には縁のないことなんだな、と諦めていた。
私は、ひとまず興味のあることはやってみよう精神なので、紹介してもらうことにした。
そしてアポイントを取り、日にちと場所を決めた。
ミスミソウとは
その方は40代くらいの男性だった。
コメダで待ち合わせ、3時間くらい話しただろうか。
全てを鵜呑みにするつもりはないが、結果的に父親と母親しか知らない事実を知ることとなり、信頼できる方だと感じた。
生年月日を告げ、手相を見てもらうと
一般社会<我が道を行く
大きい組織<小さい組織
古い組織<新しい組織
人と関わる仕事に就くことが◎
もっと褒められたい、もっと認められたいという気持ちが強い
自己評価と他者評価が一致していないことに不満を持っている
まずここまでのことをざっと話された。
はい。
まさに私は典型的に褒められて伸びるタイプ。
人の役に立っていると実感できればできるほど、自分の存在価値を感じられ、逆に実感できないと「私は必要とされていない」と考えてしまう。
理想と現実の矛盾
人前に立つのは苦手だが、人の目には触れられたい。
だから黙々とPCに向かう仕事よりも、少なからず人と接する仕事をすることで自分を満たせると思っていた。だからあながち間違いではなかった。
でも人と関わるということは、人目を気にする対象が増えてしまう。
対象人数が増えれば増えるほどしんどくなってしまう。
同期がいて当たり前な組織や皆で協力して頑張ろう!といった風潮の会社には向いていない。
だから私は前職のアパレルを3年半で辞めた。
さて どうしたものか、と。
自分の欲求を満たすことのできる仕事とはいったい何なのだろう。
WEBライターを志したきっかけ
そこで、見て見ぬふりをしていたものを引っ張りだしてきた。
WEBライターという仕事。
このアカウントを作ったきかっけも、元々転職活動の一環だった。
歯科に関して人より知識がある。
文章をまとめることも好き。
言葉の意図を読み解くことに興味がある。
本業にせずとも副業としてやっていければ、転職活動も今ほど悩まなくていい。
「WEBライターという仕事はどうですか?」
聞いてみた。
「悪くないと思いますよ。直接前に出なくても、自分をアピールすることはできるから」
もう一度WEBライターという仕事に向き合ってみようか、、。
ということで今回久しぶりにブログを書いてみました。
手あたり次第やってみる
「こうじゃなきゃダメと、過去と比較している」
「今の段階でいろいろ決めない。手あたり次第やってみる」
今の私に必要なこと。
手あたり次第やってみる。
この言葉に救われた気がした。
WEBライターをするにあたって、著作権の問題など考慮しなければならないこともある。これはどこで学べばいいんだろう。
これが前回挫折したきっかけの一つ。
本屋に行ってみたけど、そもそもWEBライターの本がないんだよなー。
皆さんはどうやって学んでいるんだろう。
院長の人物像
ちなみに、その方はなんとうちの院長とも一度会っているそう。
だから院長との悩みに関しては話が早かった。
院長は
ワンマン経営になりやすい
そして自分もそれを望んでいる(つまり自分の思い通りにしたい)
そうそう。
私がここ数年抱いていた疑念はそこだった。
以前から
「僕はこういうことをやりたいんだ!協力してくれ!」
というタイプで、いろんなプランの話を聞いてきた。
「まーたなんか言ってるよ、、」
と思いつつも、周りのチーフと冷静に「ここはこうした方がいいんじゃないか」と意見を出し合いながら、先生をフォローするような形でやっていたことが何気に楽しかった。
違和感
ただ最近は、「患者さんのメリットになることをやりたい」と言いつつ、全く患者さんのことを考えたプランではなかったり、チーフに相談をすることもなければ耳も貸さず、自分のやりたいことを勝手に進めていて、スタッフのことを全く考えていない。
私は、スタッフを信頼して仕事を任せてくれていた院長に尊敬をしていた。
出来ないことを出来ないといえる大人がかっこよく思えた。
でもその院長はもういない。
今の院長も「これでいい」と思っているんだと思う。
ニーズの不一致
その方にも
「このまま続けていくと、ミスミソウさんのエネルギーが消費される一方」
と言われた。
今の職場の建物は若い人が集まりやすい形なんだそう。
そして、年齢を重ねる人ほど出ていきやすいらしい。
28歳くらいまでは楽しく仕事はできていた。
「この医院をもっと良くしていきたい」という気持ちが強かった。
30歳に近づくにつれて気持ちが減速していき、32歳の現在はマイナスになってしまった。もうどうでもいいという感情。
あんなに楽しく仕事ができて、職場に行くことが楽しくて、長期連休があっても仕事を再開することに全く抵抗がなかった。あんなに「ずっとここで働き続けたい」と思っていた職場に対して、こんな気持ちになってしまった自分が悲しくなってくる。
でも、時代も人も変わる。
今の院長にとって、私はニーズの無い人間になってしまったんだ。
やっぱりこの職場は潮時なのかもしれない。
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