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目標(古典語で日記を書く・第三者が見てもわからない自分だけの秘密の記録をつくる)方法(単語を覚える→簡単な例文を暗誦する→練習問題をこなす・並行して文を創作する) 古文作文 その11 11~20 までの現代文を★マークの掲載語彙を参考にして中古か上代の文につくりかえてみましょう。11 6時に起きる。 12 公園に集まる。13 隣の人 に話す。 14 遊びに行く。15 母親のほうに走る。16 食堂で食べる。17 この方法で解決する。18 病気で休む。19 みんなで作る。20 友人と遊ぶ。

目標(古典語で日記を書く・第三者が見てもわからない自分だけの秘密の記録をつくる)

方法(単語を覚える→簡単な例文を暗誦する→練習問題をこなす・並行して文を創作する)

古文作文 その11
11~20 までの現代文を★マークの掲載語彙を参考にして中古か上代の文につくりかえてみましょう。

11 6時 に 起きる。 12 公園 に 集まる。13 隣の人 に 話す。 14 遊び に 行く。15 母親のほう に 走る。16 食堂 で 食べる。17 この方法 で 解決する。18 病気 で 休む。19 みんな で 作る。20 友人 と 遊ぶ。

11 6時 に 起きる。I wake up at 6am. 「に・動作している時間」

★午前六時(六つどき・卯の刻・午前零時を「九つ=子の刻」とし、時の鐘は九つ。 約2時間ごとに「八つ=丑=2時」「七つ=寅=4時」「六つ=卯=6時」「五つ=辰=8時」「四つ=巳=10時」昼の12時が再び「九つ」)日の出を「明け六つ」、日の入りを「暮れ六つ」と呼んでいる(江戸時代)
★起きる(起く・ねおく・めざむ)

12 公園 に 集まる。gather in the park 「に・たどり着くところ」

★公園(園庭ゑんてい)世界的には1870年頃、都市計画の一環としてイギリスで開発されたものが初めで、日本では明治6年、寛永寺(上野公園)や増上寺(芝公園)の境内がそれらしいものとして整備されたらしい。江戸時代には各地に公園に似た「馬場」が整備され見せ物小屋や茶屋などがあった。
★集まる(あつまる・聚いはむ・うちむる・たかる・つどふ・むらがる・おしこる・さしつどふ)

13 隣の人 に 話す。talk to the person next to you 「に・動作の及ぶ相手」

★隣の人(りんじん)となり(かたぎし・りんか・あたりどなり・さとどなり)
★話す(いふ・かたる・こととふ・つぐ・のぶ・だんず・ものがたる)話しかける(とふ・いひかかる・いひふる・かたらひつく)

14 遊び に 行く。go play 「に・動作を何のためにするかという目的」

★あそび(あそび・すさび・たはぶれ・なぐさみ・遊戯ゆげ・わらはあそび)
★ゆく(あゆむ・わたる・いぬ・おもむく・かよふ・むかふ・まかる)
◎あふぎあはせ・かひあはせ・いしなどり・かくれあそび・行楽かうらく・逍遙せうえう・くらべうま・かくしだい・なぞなぞ・いそあそび・さくらがり・碁ご・すごろく・囲碁ゐご・ふなあそび・けまり・てまり)

15 母親のほう に 走る。run to one’s mom 「に・動作の向かう方向」


★母親(はは・あも・いろは・めおや・たらちね・ははきぎ・ははそ・をんなおや)
★方(方向・も・かた・かたざま・さますぢ・はう・はうめん)
★走る(さばしる・はしる・とぶ・かける)

16 食堂 で 食べる。eat in the dining room「で・動作をする場所」

★食堂
①外食における食堂 江戸初期、「明暦の大火」の後に作られた奈良茶飯屋(奈良茶見世)・けんどんそば屋などから始まるらしい。西洋料理は安政4年頃から、日本料理店で兼業。初めての西洋料理店は文久3年、長崎で開店した「良林亭」(現在はグラバー園に保存)。1人前が現在の約2万円。明治36年(1906)、東京日本橋の白木屋(のちの東急)が呉服店から洋風の3階建店舗をつくり汁粉屋・そば屋・寿司屋などの食堂を入店させた。続いてデパート業に進出した三越呉服店が、日本初の百貨店をつくり、明治40年、日本橋本店に食堂を開店する。

②僧が食事をする食堂(じきどう)は平安時代からある。

③平安時代の寝殿造において宴会の食事の場所として寝殿が使われたことがわかっている程度で、とくに食事の場が用意されたという記録はない。明治に至るまで、住宅に食事のための部屋を用意することがないのが普通のようだ。部屋に膳などにのせて食事を運び、農家ではいろり端が食事の場所となる。明治になり、家族が食卓を囲んで食事をとるようになるとともに、茶の間が食事場所として使われる。

★食べる(くふ・くらふ・ものまゐる・たぶ・はむ・をす・けごとす)
★食事(おんじき・じきもつ・しょくじ・やしなひ)

17 この方法 で 解決する。solve it this way「で・動作をする手段・方法」

★この方法で(かくのごとく)方法(手段・かた・さま・はうはふ・やう・すべ・たづき・よし)やりかた(作法さはふ・しざま・てだて・はうはふ・策さく・すべ・のり)
★解決する(とく・しまつす・らくちゃくす・げす)
★によって(にて)

18 病気 で 休む。take a sick day from work「で・動作の原因・理由」

★病気(いたつき・神気かみのけ・しっぺい・やまひ・いたはり・ここち・じゃき・つつが・なやみ・ふくゎい・みだりごこち・ものやみ・れいならず)病気になる(いたはる・うちなやむ・なやむ・やまひづく・病やむ・わづらふ・いたづく・臥こやす・悩やくさむ)
★休む(憩いこのふ・いこふ・うちやすむ・間あひだむ)仕事を休む(欠席す・いとまをとる・いとままうす)
★ので(に・已然ば・ままに・ゆゑ・ものゆゑ・より・よりて)

19 みんな で 作る。make with everyone「で・動作をしているもの」

★みんなで(すべて・ひとみな・もろもろ・あまねく・ことごとく・みなながら・おのおの・あげて・ありとあるひと・こぞりて・のこりなく・すでに)全員(あげて・みな・ひとみな・もろびと)
★作る(いとなむ・かまへいづ・さいくす・まうく・きづく・おりなす・しいづ・つくりいとなむ・つくりいづ・つくりまうく)

20 友人 と 遊ぶ。playing with friends「と・動作を一緒にするもの」

★友人(おもふどち・いうじん・朋友ぼういう・とも)
★遊ぶ(あそぶ・戯たはる・たはむる・いそばふ)
★いっしょに(もろともに・いちどに・おなじに・ともに)


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