目標(古典語で日記を書く・第三者が見てもわからない自分だけの秘密の記録をつくる)方法(単語を覚える→簡単な例文を暗誦する→練習問題をこなす・並行して文を創作する)疑ふプラスるプラス人→ 古文作文 その7(助動詞接続のための活用形篇⑦)
目標(古典語で日記を書く・第三者が見てもわからない自分だけの秘密の記録をつくる)
方法(単語を覚える→簡単な例文を暗誦する→練習問題をこなす・並行して文を創作する)疑ふプラスるプラス人→
古文作文 その7(助動詞接続のための活用形篇⑦)
今回おぼえる事項
「何形に接続するか」は作文創作を繰り返す中で自然に覚えるとは思いますが、最初は次の二タイプの覚え方のどちらかをマスターした方が良いでしょう。タイプ1、タイプ2を見ながら接続の練習問題をやってみます。
接続暗記 タイプ1
ず・ざ・で・じ・む・まし・まほし・使役・受身に接続するのは未然形
使役は(す・さす・しむ)・受身は(る・らる)
笑はず 走らざる人 咲かで 行かじ 登らむ
て・、テン・き・けり・つ・ぬ・たり・けむ・たし・つつ・用言に接続するのは連用形
用言は(動詞・形容詞)
笑ひて 走り、 咲きき 行きけり 登りつ 泳ぎぬ 泣きたり 書きけむ 受けたし 降りつつ
☆ 例外の「ぬ・ね」 咲かぬに・咲かぬ花・花咲かねど(ず)・花咲きぬ・花咲きね(ぬ)未然と連用の両方に接続
と・。マル・べし・まじ・めり・らし・らむ・や に接続するのは終止形
笑ふと 走る。咲くべし 行くまじ 登るめり 泳ぐらし 泣くらむ 書くや
☆ 例外 すなり・するなり 終止形接続なら伝聞推定・連体形なら断定
☆ 花ぞ咲きける。○の上でも連体形。 花こそ咲きけれ。○の上でも已然形。
を・に・の・は・が・名詞(体言)に接続するのは連体形
笑ひけるを 走りしに 咲きけるのを 行きつるは 登りしが 泳ぎたる人
ど・ば・り に接続するのは已然形
(完了「り」はサ変は未然形せり、四段は已然形・サミシイ)
笑へど 走れば 咲けり
☆ 例外の「ば」 ・花咲かば 未然形プラスば → モシ~ナラバ ・花咲けば 已然形プラスば → ノデ・スルト
会話の中の「~れ・~へ・~め・~け・~ね」の形は 命令形
走れ 笑へ 読め 行け 行きね
接続暗記 タイプ2
未然形 に接続するもの ず・じ・む・まし・まほし・す・さす・しむ・る・らる
む・ず・す・じ・まし・しむ・さす・らる・まほし
→覚えかた ムズムズす、じましむ(ジンマシン)さすらるまほし
連用形 に接続するもの き・けり・つ・ぬ・たり・けむ・たし
つ・き・けり・ぬ・けむ・たし・たり
→覚えかた 連用形 (タバコ)つき けりぬ(煙) たしたり
終止形 に接続するもの ま じ・ め り・ な り・ ら し・らむ・ べ し→ 終止
→覚えかた 豆並べ
終止形に接続する 「なり」 は伝聞推定・連体形に接続する 「なり」 は断定
連体形および助詞の「の・が」に接続するものはなり・たり・ごとし
名詞に接続する「たり」は断定 →覚えかた 連体形につく「なり・たり・ごとし} →覚えかた ナタリー蛾のごとし
四段活用の已然形とサ変の未然形にしか接続しないものは、完了・存続の「り」
→覚えかた リカはサ未四已(さみしい)
練習問題 2
①事ふプラスなり
②為すプラスり
③死すプラスり
④運動すプラスり
⑤雪プラスごとし
⑥咲くプラスごとし
⑦かくプラスごとし
⑧疑ふプラスるプラス人
⑨思ひ出づプラスらるプラス時
⑩行くプラスしむプラス人
①事ふプラスなり(つかふるなり)②為すプラスり(なせり)③死すプラスり(しせり)④運動すプラスり(運動せり)⑤雪プラスごとし(ゆきのごとし)⑥咲くプラスごとし(さくがごとし)⑦かくプラスごとし(かくのごとし)⑧疑ふプラスるプラス人(うたがはるるひと)⑨思ひ出づプラスらるプラス時(おもひいでらるるとき)⑩行くプラスしむプラス人(ゆかしむるひと)
⑪為すプラスずプラス者
⑫着るプラスむプラス服
⑬行くプラスんとす
⑭かなしプラスきプラス時
⑮寝プラスたりプラス者
⑯行くプラスべしプラス人
⑰「もし~ば」咲くプラスば
⑱「~ので・~すると」咲くプラスば
⑲「もし~ば」為すプラスば
⑳「~ので・~すると」為すプラスば
⑪為すプラスずプラス者(なさざるもの)⑫着るプラスむプラス服(きむふく・きんふく)⑬行くプラスんとす(ゆかんとす)⑭かなしプラスきプラス時(かなしかりしとき)⑮寝プラスたりプラス者(ねたるもの)⑯行くプラスべしプラス人(ゆくべきひと)⑰「もし~ば」咲くプラスば(さかば)⑱「~ので・~すると」咲くプラスば(さけば)⑲「もし~ば」為すプラスば(なさば)⑳「~ので・~すると」為すプラスば(なせば)