ライターコンペ、いったん参加するの辞めてみます
タイトルを見て、「ライターを目指しているはずなのに、なんで?」と思われる方もいるかもしれない。正直私も、「ほんとにそれでいいのか?」と悩む気持ちがまだある。
でも私は、他ならぬ自分のために、ライターコンペへの挑戦をいったん辞めたい。
その理由や、代わりにやりたいことを、自分の気持ちがブレてしまわないように、書き残しておこうと思う。
なぜ参加を辞めようと思ったか
理由はいくつかあるが、まずは
かけている時間の割に、得るものが少ないと感じてしまった
こと。
ライターコンペは大前提として、テーマに沿った記事でないといけない。
まずそのテーマにあうネタを集めるのが大変で、私は毎回苦労している。毎月、約10日も情報収集にかかってしまうほど。
そうしてウンウン言いながら書いた記事だが、入賞(上位8人まで)しなければフィードバックを貰うことができない。これがかなり堪えた。
私は2022年11月から2023年2月まで、4か月コンペに参加していたが、一度も入賞できていない。単純な言い方をすると、10日×4回=40日分の努力が報われなかったことになる。
もちろん、参加すること自体に意味はある。実際のお仕事でもコンペ形式はあるし、むしろお仕事の練習機会として、ライターコンペを開催していただけるのはとてもありがたいことなのだ。
それでも、せっかく頑張って記事を書いたのに、自分の文章の何が足りなかったのかも分からぬまま話が進むことに、虚しさを覚えた。
いや、入賞者の記事から分かるのかもしれないが、私はあまり明確には分からなかった。(だから入賞できていないのだろう)
理由はこれだけではない。実は今、私は……
本当にライターになりたいのか、疑問に感じている
のである。
こちらの記事にも書いたが、自分のやりたい仕事が分からない状態に陥っている。
そもそもライターを目指したのは、「文章を書くことが好き」だと思ったから。でもそれって本当か?と自問自答しているのだ。
というのも、本当に「文章を書くことが好き」ならば、言葉や文章に興味を持つだろうが、私は「この人の書き方いいな!」とか「この表現いいな!」と思うことがあまりに少ない。
例えば曲を聞いていても、注目するのは歌詞ではなく、メロディーや音や声質だったりする。
では何が好きなのか?
考えてみると、「モヤモヤを日記に書き殴ったら、自分の気持ちが分かってスッキリした」とか「正直な気持ちをnoteに書いたら、たくさんの人が読んでくれて反応を貰えた」などの経験から、”書くことが好き”という気持ちになったのだと思う。
……これはつまり、自分の気持ち・想いを表現することが好き、ということじゃないか?
事実、これまでの人生で充実していた瞬間を思い出すと、「自分の想いを表現するダンスパフォーマンスしているとき(学生時代)」である。
つまり想いを表現できることが好きなだけで、その方法は何もライティングでなくてもいいということだ。
更に言ってしまうと、ライターの仕事は「読み手が読みたいことを書いて、届ける」というもの。つまり、自分の想いを書く仕事ではない。(エッセイストでもない限り)
ここまで考えたら、「ライター=私のやりたい仕事」とは言えなくなってきたのだ。
代わりに何をしたいのか
ここまでお読みくださった方は分かるかもしれないが、ライターコンペに参加しない代わりに、
自分の「本当にやりたい仕事」を見つける時間に充てたい
と考えている。
こんなモヤモヤした状態で、ライティングのお仕事に応募していくのは気が進まないし、クライアントにも迷惑がかかるだろう。
それと同時に、
少しずつ視野を広げていきたい
と思う。
今までは「ライターになる」という一心で進んできたため、他のスキルの勉強はあまりしていなかった。
でもライティング以外にも、興味の持てそうなスキルがいくつかある。(コーチング・動画編集・写真など…)せっかく色々とつまみ食いできるスクールに通っているのだから、この機会に色々見てみようと思う。
あとは、これだけ書いていてもライターのお仕事への憧れはあるので(笑)、書くことは続けていきたい。特に私が書きたいと思っている、
自分の想いを表現するライティング
ができたらなと思っている。つまりエッセイとか、かな?
……ここまで思いのままに書き連ねてしまったが、果たして読んでくださる方がいるのだろうか?(笑)
書いている私自身は、ごちゃごちゃしていた悩みを文字起こししたことで、自分の考えに向き合えて少しスッキリしている。まあ、モヤモヤは抱えたままだと精神衛生上よくないからね。
ということで、しばらく(目標3か月くらい…!)はやりたいこと探しの旅に出ようと思う。
いつかnoteで、「私はこれをやりたいと思います!!!」と高らかに宣言できるようにね。
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