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人間関係は、自分の鏡。まずは自分を幸せに!~【イベントレポ】私が主役のパートナーシップの築き方~

あなたは、自分自身を大切にできていますか?
あなたの大切な人は、どんなことをされると嬉しいか、知っていますか?
……このどちらも、愛のあるパートナーシップに必要なことなのです。

2023年1月17日、私が入会しているキャリアスクールSHElikesのイベント「私が主役のパートナーシップの築き方」に参加しました。
こちらは【SHElikes冬期講習】の第一弾。「気になってた!」という方も多いと思います。

私は参加してみて、すごく納得して「早速やってみよう!」と思えました。
学習を進める上でもっと応援されたい人、人間関係に悩む人には、特にオススメのイベントです。3,500字越えの長文になりましたが、なるべく簡潔に分かりやすくまとめてみたので、目を通してみてください!

講師のご紹介

本イベントの講師は、パートナーシップコーチの山口智胡ちこさん。

20代の頃は「恋愛こじらせ時代」を経験し、仕事ではチームを崩壊させてしまったという山口さん……。でも、パートナーシップを勉強したことで、人生が激変し、自分も周りもいい方向に変化したそう!

パートナーシップに興味が湧いてきますよね。それでは、講義の内容についてまとめていこうと思います。

そもそも、パートナーシップとは?

パートナーシップとは何か?改めて聞かれると意外と難しいです……
一般的には、「協力関係」といった意味があるのですが、講師の山口さんの定義はこちら。

自分と自分の周りの人が、「幸せになるため、幸せであるために協力し合う関係
そのために必要なのは……
● 信頼関係があること
● 対等であること
● お互いの幸せを願い協力しあえること

人は幸せになりたいから頑張るんだ…!

このような状態を目指すための、コミュニケーションの取り方のコツとは?

人間関係は、自分の鏡

まず大切なのは、「自分を大切にすること」です。

「え、コミュニケーションって相手あってのことだよね?なんでまず自分?」と思いますよね。
それは、自分を大切にする方法が分からないと、相手にもできないから「パートナーや人間関係は、自分の鏡」なのだということを、大前提に考えることが大切です。

その理由として、「シャンパンタワーの法則」についてお話がありました。

シャンパンタワーのイメージ(自作)

一番上のグラスが「自分」、二段目が「パートナー、家族」、三段目が「友人、職場」を表します。
まず一番上のグラスから注いでいき、溢れてきたら二段目、三段目へ……
この流れがあるべき「愛の流れ」なのだそうです。

まず自分を愛で満たしてから、他人へと向いていく。
それが本来あるべき姿なのに、自分のグラスがカラカラの状態で他人へ愛を注ごうとすると、それはイライラの原因になってしまうのです。

自分を満たすために、まずは自己否定に気づこう

自分を愛で満たすためには、どうしたらいいのか?
山口さんは「自分を満たす=自分で自分の機嫌をとる」ことだと話します。

自分の機嫌をとるために、まずは逆の行為を考えましょう。それは、自己否定したり罪悪感を感じること。
「今日は全く勉強できなかった…私ダメだなー」とか、思っていませんか?
まずはそういう感情に気づくために、なんだかモヤモヤしたときに行うワークがあるんです。

プチワーク
① 今感じている自己否定や罪悪感はあるか?
② 自分が笑顔になるために、①の感情について、別の捉え方をするとしたら?もしくは手放せる?
③ ②をしたとき、自分や周りの反応はどう変わりそう?

3分ほどでやってみてください!

このワークをすることで、まず、自己否定していたことに気づけます。そして、そんな自分をダメだと思わず一旦受け止め、なぜそう思うか理由をひも解いていく。
これを続けていくことで、無理をすることがなくなってきて、自分を大事にすることができていきますよ!

応援される人になるためのテクニック

自分を大事にすることを学んだら、いよいよ周りの人とのコミュニケーションのコツの話です!
パートナーシップの形にも色々ありますが、「応援されたい」「仲間になりたい」という気持ちがベースにありますよね。
そこで大事なのが、信頼関係を築くこと。そのために必要なのは、三つの承認の使い分けです。

三つの承認
● 成果承認:成し遂げた成果を認める
   例)「目標達成できたね!」
● 行動承認:行動について褒める
   例)「いつも資料作ってくれて助かる!」
● 存在承認:存在を認める
   例)「あなたがいると安心するよ」

この中で、信頼関係を築くために一番大切なのは、どれでしょうか?
正解は……「存在承認」!

でも、存在承認を表す言葉って、日常的に言えていますか?……ちょっと恥ずかしいですよね。
実は、そう思う方ほど、自分に対しての存在承認ができていないんです!

先ほど出たように「人間関係は自分の鏡」なので、他人に言うのが恥ずかしい場合は、まず自分に対して言えるようになりましょう。
「私、何もしてないのにスゴイかわいい!」「起きただけで天才!」など。
ガンガン自分を褒めていきましょう!

これができると、旦那さんやお子さんや職場の人に対しても、何の恥ずかしさもなく「いてくれて嬉しい!」と言えるようになっていきます。

人は、存在承認がないと、他二つの承認を感じることができないそうです。たしかに、「この人、私のこと分かってないのに、なんで褒めてくるんだろう…?」と感じることもありますよね。
存在承認による信頼関係がないからこそ、そのような事態になってしまうのです。

愛が循環するコミュニケーション

自分を愛せるようになって、他人との信頼関係を築いていった先に、心から安心できる場所を作っていきましょう。このために必要なことを、山口さんは「愛が循環するコミュニケーション」と呼んでいます。
「挑戦していきたい!」と頑張る人は特に、安心安全な環境でチャレンジできるように、知っておくといいですよ!

愛が循環するコミュニケーションについて、大事なポイントは5つ。

① 自分が囚われている思考のクセに気づく
② 感情や気持ちを表現する
③ 相手がされて嬉しいことを把握する
④ 自分がどうしてほしいかを伝える
⑤ 相手にも自分にも、受け入れるor断るの選択肢があることを前提とする

簡単に説明すると……

① 自分が囚われている思考のクセに気づく
→思考のクセによって、言葉の捉え方が変わってくる。
例)怒られたとき…「自分はダメだ」と思うか、「叱ってくれるのはありがたい」と思うか
まずは自分のクセに気づき、どうなっていきたいか考えよう。

② 感情や気持ちを表現する
→あなたがどう感じたかは、表現しないと伝わらない。
例)ただ「ありがとう」だけじゃなく、「気にかけてくれて嬉しかった、ありがとう」と言う。

③ 相手がされて嬉しいことを把握する
→相手と自分は違うことを前提とし、観察・質問をして、相手の「愛の一次言語(※)」を知る。
※愛を感じる方法のこと。集約するとこの5つ。
 1.肯定的な言葉
 2.クオリティタイム(一緒に上質な時間を過ごす)
 3.贈り物
 4.サービス行為(レディファーストなど)
 5.スキンシップ

④ 自分がどうしてほしいかを伝える
→我慢や遠慮をするのではなく、双方にとっていい解を導くために、「自分がどうしたいか」をしっかり伝える。

⑤ 相手にも自分にも、受け入れるor断るの選択肢があることを前提とする
→お願い事を、受け入れるor断るという選択肢は、平等にある。
「対応してくれない」と怒るのではなく、「なぜ対応しなかったか?」に目を向けよう。
「やる必要がないと思った」のか、「時間がなかった」のか。理由によって次の対応が変わってくる。

……たくさんありますが、どれも納得がいきますよね。一つ一つ意識するだけで、段々よくなっていくように感じます。

私が特に感銘を受けたのは、③の「愛の一次言語」について。
人によって、この5つの中でどれに愛を感じるか、順位は違います。自分の順位を当たり前だと思って接していても、相手の順位が全然違ったら、愛情が伝わらない可能性だってあるんです。

私はこれを聞いて、とても納得しました。「こうするといい」と何かに書いてあっても、それを鵜吞みして上手くいくとは限らない。
確認すべきは一般論じゃなくて、目の前の相手なんですよね。

イベント後の感想

いやー、目から鱗の情報が盛りだくさんなイベントでした。

「パートナーシップ」というと他人に目が向きがちだけど、まずは自分を大切にすること。
信頼関係を築くためにまず必要なのは、自分の存在を認めてあげること。
愛のあるコミュニケーションに必要なのは、相手をよく知ることと、自分の気持ちもしっかり伝えること。

私も、まずは自分を幸せにしよう。そして、相手を理解することを大切にしよう。そう思えました。


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