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死にたくなる思い出第45位「球技大会」

#スポーツの日 、らしいですね
(まぁ、昨日のことでしたが……)

ラグビー熱かったっすね……
僕は興味なかったんで、特に熱は無かったのですが。


スポーツの日といえば、スポーツ。
スポーツといえば、球技。

死にたくなる思い出第45位くらいにはランクインするほどだろう。

僕は水泳が得意で水の中では敵なしで、山岳部だったので、クッソ重たい装備で山に登っていたのでガッツとスタミナも充分あった。

こんなやつ背負って山登ってました。
装備と水と食料とテントとか入れて登ると重くて死


しかし、そんな自分には弱点があった。

球が絡む物にはすげぇ弱い。
それはサッカー、なんで球を蹴りながら走れるんだお前ら、無理無理無理無理。練習しようともしないからぶつけ本番で球技大会に出て、球を持ってない選手を煽ることくらいしかやることができないし、球を蹴れば明後日の方向へ飛んでいく。

前向きな心だけは百点満点で俺の勝ち。

そんな秋刀魚くん嫌いな思い出は実はサッカーではなくバスケに嫌いな思い出がある。

花の高校生、男女がいちゃつく球技大会、自分にとっては杞憂大会で何もやりたくなかったのでテキトーにバスケを選択してやり過ごそうと考えていた。

教室でスマホを弄って時間を潰していると自分クラスが後輩のクラスと試合する時間になったので体育館へ移動した。

自分はなるべくパスをもらってすぐにパスを返す。そう反射的に、刹那に、それを行えば、試合には干渉しつつ、目立たず、サボることができる、僕の計画は完璧だ!!(暗黒微笑)

ホイッスルが鳴る、試合が始まる。
自分は計画通りに「パスパース、パス!」とか言って適当にいなしていた。
球が弧を描いて自分の方にやってきた。もちろん落とさずパスを回すはずだった。

球と一緒にやってきたのは、後輩のクラスの選手。ものすげえ速さで突っ込んでくる。

ここで躱してパスを決めたらもう百点満点、女子からはモテモテで偏差値も爆上がりで、これからの人生、薔薇色は確約されたと言っていいもんだろう。

しかし、僕は彼に押されて無様に尻餅をついた。

あまりの無様さに全人類が僕の方を向いた。
誰も笑うことなく、まるで何も無かったかのように試合は再会された。

しかし、自分は分かっていた。
地に落ちたのは自分のケツではなく、陽キャや女の子からの評価だと。

尻餅をついて腰が痛かったが、それよりも心が痛かった。
友達からは「ドンマイ!」なんて言われてもう。

(笑)

そのまま教室戻って、荷物まとめてチャリ漕いで家帰って、腰が痛いを理由に半日寝込みました。

この時期になると思い出す。
懐かしいような、悔しいような……

まぁあの頃に戻って球技大会に出るならトイレに篭ってやり過ごすかな。


そうこれが
#あの選択をしたから





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