父との関係性の話

ずっと前から、どことなく、父親を蔑ろにしているような気がしていました。


私は母と仲がよく、雑談したり愚痴を吐いたり、お出かけしたり、母/娘が好きなお菓子を買って帰ってきたりしています。

その反面、父にはあまり話さないし、出かけないし、父のためにお菓子を買って帰ったことがないな…と。

反抗期もなかったし、嫌いでもないし…。
仲がいいわけでも悪いわけでもない関係性、のような気がします。

『母のことは好いていて、父のことは特に何とも思わない』
というのが、差別をしているみたいで、どことなく引っかかっています。

『男性脳と女性脳の違いで、ただ単に相手の言動がいまいち理解できない』
原因は、たぶんこういう系統の事柄で、どうしようもないことだとは思っているのですが。



この間、テレビ番組見てたら、幼い頃、父と車に乗っていときに聞いていた歌が、偶然流れていました。

車の窓は日光に照らされていたのか、白く淡く見えて。
背丈がまだ低かったからか、その『白く淡いもの』を見上げていたように思う。
建物や木の葉の影に入ると、時々『白く淡いもの』は陰って、また光を宿して、の繰り返しで。

どこに向かっていたのかわからない、ただただ車に揺られていた、ぼんやりとした思い出。

確かなのは、JUDY AND MARYさんの『Over Drive』が、軽やかに、車内に響いていたことでした。



別の話になりますが、

父に「少し前にドラクエⅦのディスクを探してみたんだけどなかった」と話しました。
小学生の頃、父とプレイした思い出のゲームで、ふと探してみたくなったんです。
ゲーム機も古くてなかなか起動しないだろうけれど、『そのゲームのディスクがある』という存在感を、感じたかったんだと思います。

私はモノを探すのが下手なので、父に探してもらったのですが、
父の部屋にはなかったようで、私の部屋のクローゼットで眠っているのでは？とのこと。

再び探してみたところ、単に私が見落としていたようでした。
背表紙が、英語表記だったんです。
ドラクエⅤ、ドラクエⅧ（PS2）はカタカナ表記なので、Ⅶ（PS1）もそうだろうという思い込み…（笑

存在感だけでよかったのに、やっぱり『ディスクがある』とわかるとプレイしたくなってきて、
父が古いテレビやゲーム機・コンセントの類を引っ張り出してくれました。

本体がなかなか読み込まず、本体を傾けたり、何回も電源ボタンを押して試して、
あのときも、ゲーム後半になるにつれ読み込みにくくなって、何回もチャレンジしたなぁ、としみじみ。

運良く読み込んだとしても、『メモリーカードがありません』と表示されて（メモリーカードは差し込んである）、セーブできない状態ではありますが、
少し操作できて、父と共に懐かしさを感じていました。




父を蔑ろにしている、というのは、私の過度な思い込みなのかもしれません。

母とはまた違う思い出があって、違う関わり方をしている、というだけで。



＊＊＊


『あるもの』よりも『ないもの』を無意識に探してしまう傾向にあるので、
『あるもの』を見つめていきたい、と思ってます。



『Over Drive』以外にも『そばかす』も聞いてた気がします。
お父さんってこのアーティストさん好きなの？と母に聞いてみたところ、
『母の友人が好きで母が影響された』らしいです（笑


メモリーカードが使えなくてセーブできないけれど、
謎の神殿の謎解き部分はやりたいなぁ。
3DSのリメイク版では、無くなってしまった要素らしいので。
…その前に本体が読み込んでくれるかどうか…（苦笑




『50の質問』を少しずつ答えていってます。

こちらのお題をお借りしています↓

https://50mon.jp/q/513


15.好きな食べ物

薄い味付け、野菜（特に炒め物・煮物）、甘いもの


16.嫌いな食べ物

濃い味付け、ジャンクフード、魚介類（魚はOK）、練り物、乳製品


17.好きな飲み物

水、ココア



＊＊＊


では、また、どこかで。