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タイパ語や「うそ、やだ、カワイイ」ギャル三語/タイパ語の絶対王者「こ」「け」「く」なり

 最近の女子は「うそ~」「やだぁ~」「カワイイ~」の三語しか言わねえといわれていたのは何時の時代であったか。
 考えてみると三語で会話が成り立つって、かなり『タイパ』だよね。会話に時間が掛らない。
 単語に発する音が少なければ少ないほど、コンマ秒ではあるが、その分費やす時間も短くなる。それがちりも積もればそれなりのタイムの節約になるかもしれない。
 ならば昔々からある鉄板東北弁の「(来い)」「(食え)」「(食う)」なんて、もっとタイパじゃん。タイパ語界の絶対王者(ココ、東北出身の超有名スケーターに引っ掛けているつもり)。
 そう言えば『タイパ』の前は『コスパ』が若者の風潮として世間を席巻していた。物事をショートカットするのは若者の特徴なのだろうか。「うそ~……」の3つの三語ちゃんは、会話に消費する時間もエネルギーも少ないから『タイパ』で『コスパ』な若者ショートカット現象と言えなくもない。
 思うに10代後半から20代前半(アラウンド二十歳――アラハタでもしとくか)って、今も昔もそういうショートカットしたがる傾向があるような気がする。

 新聞広告にあったこの(↓)書籍にもあるように、元来アラハタの年頃ってそういう傾向がなくない? 《いますぐ「何者か」になりたい》なんて、昔っからアラハタはそうだよ。(まだ読んでないけど💧)

 昔はよく「年取って劣化した姿をさらしてまで生きていたくないから、40ぐらいで死にたい」なんて言うアラハタ女子が結構いたけれど、今はどうなんだろう。ちなみに「40ぐらいで……」なんて言ってた当時のアラハタは、結局、40なんてとっくに越えて生き汚く年を重ねているのが圧倒的大多数。そんな自滅的なセリフをアラハタの頃に吐いていたなんてことも忘れたり、今じゃ笑い飛ばしたりしてさ。

 2歳前後のイヤイヤ期(第一次反抗期)とか、14歳前後の中二病とか、17歳前後のアバンギャルド擬き行動とか、何とも行動や心理が妙な年頃ってあるよね。後から考えると首を傾げたり、赤面黒歴史でしかなかったりするのに、何でこんなもんがあるのか? 不思議。人類7不思議ってあるなら、その一つに挙げたいぐらい。

 そう言えば、思い出したんだが《時は金なり》って言葉、昔からあったな。アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンの言葉『Time is money』の和訳なんだってさ。何だ。『タイパ』ってそんなに新しい概念じゃないんだ。言い換えただけ……?

 トップ画像は、本当はミヒャエル・エンデの『モモ』を貼りたかったんだけど、なかったもんで……時間泥棒繋がりってことで。子供の頃に読んですごく影響受けたので、ついでに紹介しとく。

※タイパが悪い長い記事を書くのは、年取った証拠……なのか?😭(顔文字使うのもな……)

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