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アロマと香水、どう違うの?

にも少し書きましたが

よく男性に質問されるので
改めて、、
香水とアロマの違いについて
ご説明しますね。

一般的に「香水」は
合成香料=石油から作られた人工の香料
が混じっているか

合成香料だけで作られています。

デパートなどで売られている
ブランド物の「高級香水」は

天然の香り成分「精油」も
混じっていますが

大量生産する「香水」は
コスト的に、また
安定した同じ香りを保つために

合成香料で
作っているものが
ほとんどです。

「アロマセラピー」で使用する
香り=精油は

人工ではなく
100%天然の植物の香り成分
だけを指します。

「精油」
という天然の有機化合物になる
香り成分は

その抽出が難しいため
合成香料より高価になります。

香りが
産地や気候によって
変化してしまうので
安定して同じ香りではありません。

しかし
合成香料にはない
「薬理作用=お薬と同じ作用」
が科学的に
証明されているものが多く

そこが
「香水」と「アロマ」との
1番の違いです!

「合成香料」で
いくら香りを真似て
「精油」と似たようなものを
作ったとしても

同じ
薬理作用は期待できません!

たとえば
「ペパーミント」の香りでも

100%天然の「精油」のペパーミントを
つかった
「食欲抑制の実験」の結果と

ガムなどにも使われている
合成香料の「ペパーミント」では
同じ効果はでなかったそうです。

「精油」のように
“抗菌作用”や“消臭作用”もないので
「ニオイケア」も香水ではできません。

また「ニオイケア」については
詳しくご説明しますね。


その昔

もともと
「香水」は「精油」から
作られたものであり

クレオパトラが
シーザーを誘惑するためにまとっていた
「香水」や

ナポレオンが愛用していた
「世界最古のオーデコロン」は

「精油」を原材料に作られたものです。
(現在でも天然の精油だけで作られてるそうです)

時代とともに徐々に

人工的に
天然の香りに似せたものが
合成香料で安価で作れるような技術が発達し

現在は
ほとんどの「香水」は
合成香料を混ぜて
作られるようになりました。

(※もちろん現在も「精油」だけでこだわって作られた香水もあります。)

そして「精油」といっても
合成香料で水増ししている
偽物も多いです。

またそのことについても
改めてご説明しますね!

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