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【香料の話】#1レモン


みなさん、こんにちは。久しぶりの更新です。朝晩涼しくなってきましたね。少しずつですが秋の訪れを感じます。
本来は、先月にこの記事を投稿しようと思っていましたが諸事情により公開できませんでした。すみません。

レモンといえば、から揚げなどの揚げ物にかけたり飲料にも使われたりするほど身近な香料だ。
このことについて詳しく調べてみました。

レモンの紹介

原産:南インド(アッサム)
特徴:常緑低木
使われ方:料理の風味付け、薬用、香料など幅広い用途で使われる
香りの特徴:さわやかで強い酸味をもつ

レモンの歴史

古代エジプトの時代に傷みやすいもの((例)肉、魚など)の保存に使われたのが始まりだ。当初は、香り付けの目的でなく防腐剤代わりとして用いていた。7世紀頃にペルシア、エジプトに広がった。
もう一つ大事な役割を果たしていた。それはアーコルベーダ、ヒンズー教の儀式で使われていたこと。つまりレモンは宗教においてとても重要な役目をもっているからだ。

時代が進み、11世紀から13世紀ころまでの十字軍遠征がきっかけで、ヨーロッパでも栽培されるようになった。このような出来事があったからこそ、人々の暮らしに浸透してきた。
大航海時代になり、長い航海中のビタミン欠乏にならないためにレモンが重宝された。それくらいビタミンCが多く含まれており、船乗りたちの健康を支えるものだった。
そしてアメリカへ渡り、のちに世界中で親しまれるようになった。


レモンの香りについて

酸味が強く、後味が爽やかな香りをもつ。
この香りを形成する香り成分とはなんでしょうか?
答えは、リモネンが70%含まれているからだ。その他にピネン類、シトラールも含まれる。こうして複数の成分が合わさることでスーッとした爽快感が生まれる。
ただ、生のレモン果汁と精油の香りでは香りの印象が異なる。

生のレモン果汁の場合→酸っぱい、ツーンとくる酸味、皮の苦味
精油のレモンの場合→マイルドで透明感のある香り

最後に

ガム、飲料などの香り付けに使われるくらい定番化している。それくらい皆が知っているフルーツになった。また、リラックス作用があり、集中したい時にもこの香りが役立ちそうです。
香り付けだけでなく、気持ちを整える効果があるのは凄いなと思った。レモンについて調べてみたら、酸味を作り出している成分、古代では防腐剤として使われたのがわかった。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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