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絵のない俳画「プール」俳句+

キラキラとプールの底に散る日差し

 プールの授業が嫌いだった。
 泳ぐのが苦手で、息継ぎが出来なくて。
 向こうの端までたどり着けずに何度もやり直した。

 今、ちょっとプールへ行ってみたい。
 きれいなプールじゃなく、泳ぐ練習のためのプールへ。

 それが過ぎ去った子どもの頃へのなぐさめだとしても。

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