ペアーズのプロフィール作成法＆いいね数を増やす方法

アプリを始めて、毎週２～３人ずつくらいと会い続けた。
当たり前だけど、いいねをもらっても「返信したいか」「メッセージが続くか」「会いたいと思うか」にはそれぞれハードルがある。もちろん、自分は良いなと思っていても相手から「なんか違う」と思われることもある。

まずは、いいねをもらう数を増やすことが重要だと思う。
アプリでの作業は、基本的には就職活動／採用活動と同じ。仮に自分を「採用側」とすれば、応募者がたくさん来れば比較検討して次の選考に進む人を選べるけれど、応募者自体が少なければ選考不成立、または、なけなしの応募者から選ぶしかない。つまり、自分のターゲット層からより多くのいいね≒応募者をもらうことが第一歩である。

就職活動／採用活動とほぼ同じ

なぜ、いいねの数が多い方が良いのか

就職活動をするとき、なにを基準に応募書類を出すか。
もちろん、自己分析をして業界研究をして本当に行きたい会社を最初から選べる人は優秀である。しかし、人間なかなかそうはいかない。特に新卒の時は、なんとなく有名だったり周りが受ける会社に一緒にESを出していたのではないだろうか。恋愛アプリでの活動も基本は同じである。
周りが良いと思っているものはよく見える。また、多くの人が良いと思うものにはそれなりに理由もある。鶏が先か卵が先かのような話だけれど、「良いもの」と思ってもらえるバロメーターの大きな一つが、いいねの数である。ここを稼がない手はない。

プロフィールは応募書類かつジョブディスクリプション

埋められる欄はすべて埋める

プロフィール欄は、埋められる箇所はすべて埋めた方がよい。
選択式のものはすべて選び、自由記述のプロフィールは丁寧な日本語で長くなり過ぎない範囲で書く。
このさじ加減は、基本的には就職活動と同じである。例えば、選択式の質問ですでにわかることを重ねてプロフィールに書くのは無駄である。よほど強調したい場合やそこが自分の売りである場合を除き、他の事を書いた方が良い。
また、言葉遣いも重要である。就職活動で、あまりにも砕けた言葉遣いを遣ったり、誤字だらけのまま書類を提出したりしないだろう。会ったこともない他人に書面だけで一次的な評価をされているという点において、就職活動と全く同じである。どういうターゲットから好感を得たいか、逆算して作りこめばよい。

顔写真は載せた方が良いか

当然、載せた方が良いに決まっている。
が、経験上（女性の場合は）モザイクをかけるなどして必ずしも顔が鮮明にわかる写真ではなくても問題ない。以下詳述する。

まず、大前提ながら相手の外見は重要である。実際、アプリで知り合った夫にも「顔が好き」と言われたので、もし自分の外見が相手のお気に召さない場合には先は長くない。
しかしながら、有象無象のいる出会いアプリ、知人に見つかりたくないとか写真を悪用されたくないとか様々な理由で顔写真載せたくない人は多いと思う。私も、職業的に写真を載せる事には強い抵抗があった。

写真はあくまでも写真なので、ぱっと見の雰囲気が「良さそう」であれば十分である。いいねをもらってマッチングした人に対してのみ個別に写真を送ることもできるし、実際の印象は会ってみないとわからない。
つまり、プロフィールに載せる写真は、相手のイメージを掻き立てれば十分である。私は、顔（笑顔）がはっきりとわかる写真にすりガラス的なモザイク加工をした写真と、遠目や横向きで顔ははっきりとはわからないが身体全体がわかる写真を数枚載せ「マッチング後にモザイクなしの写真を送ります」と記載してあった。これでも、５００＋のいいねは余裕で来る。

ちなみに、相手からいいねをもらって実際会った人の中に「写真にモザイクをかけているのはよくない」とお説教をしてきた人がいた。下記に出てくるベルギー人である。

「でも、そっちからいいねしてきたじゃん？」と返したところ、「…どういう人か逆に気になった…」と言っていた。つまり、そういうのもアリだということである。マッチング後に写真を見て、外見がダメだと思われればおそらくメッセージのやり取りは続かず終わるので双方何も問題はない。

いいねを増やすには

最初の一週間がポイント

ペアーズでは、最初の１週間は検索の上位に上がる仕組みになっている。登録したら放置せず、最初の数日で集中してプロフィールを完成させて多くのコミュニティに入り、足跡を残して多くのいいねを稼ぐほうがよい。

プロフィールを充実させる

最初に書いたプロフィールをマメに見直して情報を追加したり、表現を微修正することをお勧めする。いいねを送ってくれる人が自分の好みにあまりにも合わない場合、おそらく自分がターゲットにしたい層にプロフィール内容が刺さっていない。

多くのコミュニティに入る

ペアーズには多くのコミュニティが用意されており、共通のコミュニティがあるかどうかで検索をかけられる。つまり、自分が興味のある範囲でなるべくたくさん入っておけばそれだけ相手の網にかかる確率が高まるし、マッチングした際の話題にもなる。似たようなコミュニティはたくさんあるが、相手がどれに入っているかわからないので重複して入る事をおすすめする。

足跡を残す

次に述べる通り、特に女性は、自分からいいねをつけてアプローチせずに「待ち」の姿勢でいた方が良い。かといってぼんやりしていたら他の人に埋もれてしまい、相手からのいいねはもらえない。そこで、自分が興味のありそうな人物像を検索で探し、手当たり次第で良いので足跡を付けていくと良い。ペアーズ上ではなぜか「足跡を付けた人は自分に興味のある人」という解釈をしてくれるので相手からいいねをもらいやすくなる。

自分からいいねでアプローチした方がよいか

完全に個人の考えだけれど、女性の場合は、相手からアプローチをしてもらった方がうまくいきやすいという感覚だった。興味を持った人にこちらからいいねをしても、その後メッセージが長続きする事はそんなになかった記憶である。
やはり、男性はある程度「追いかけたい」生き物なのではないだろうか。女性からいいねを送るくらい大したアプローチではないが、足跡を残すくらいにとどめて相手からいいねを送ってもらう方が良いように思った。

嘘のない範囲で最大限の工夫をする

日本人は、就職活動等でも「盛る」ことが苦手である。
仕事で外国人のCVを見ていると、挨拶レベルしかできないのに堂々と「○○語が堪能」と書かれていたり、プロジェクトの末端のアシスタントやなんなら無給のインターンとしてお勉強させてもらっていただけなのに「〇億ドル規模で展開された国連○○プロジェクトに従事」などと恥知らずとも思えることが書かれていて驚く。
やり過ぎはよくないが、相手にうまく訴求するなら書き方には最大限の工夫を施すと良い。

たとえば、職業を選ぶ欄がある。会社員、公務員、自営業、いろいろあるが、自分の仕事をよく振り返って「そう見せたい自分」を体現するものを選べばよいと思う。副業をしている人は副業の方を書いても良いし、組織で働いていても、「公務員」や「会社員」と名乗るのと、その組織の中で専門職として働いている点をとらえて「士業」と書いてもよいと思う。私の経験上、職業として何を選択しているかでアプローチしてくる異性の層はかなり変わったのであえて記載する。