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カメラの修理やオーバーホール ~撮影旅行よもやま話集~

 くっちゃんさんから、メールが届きました。

 「フイルムの一眼レフカメラは、ちょっとぐらい古くても修理してくれたのに、デジタルの一眼レフカメラって故障すると修理不能なんだってよ~」

 「またカメラ買い換えするのか・・・本当にデジタルの一眼レフカメラって寿命が短いんだね」って、ガッカリしているメールでした。

 小生からは、以下のメール返信です。

「デジタルカメラは家電製品と同じ扱いらしいから、7~8年で修理不能らしいよ~。それこそ画像処理と保存に特化したパソコンみたいなもの、スマホから電話とネット通信機能を取ったカメラ専用モデルだよ。パソコンやスマホなんて4年~5年で壊れるから、しょっちゅう更新するでしょ。でもデジタルカメラは日進月歩で高性能になっているから、キッパリ諦めて買い換えてね。」って、書きましたよ。

 同じメーカーのデジタル一眼レフカメラで買い換えれば、一応交換レンズは継続して使えるものもあることが、せめてもの救いでしょうか。

 考えてみれば、光学機器と呼ばれていた頃のフイルムカメラは、古くても修理してくれるところが、メーカー以外にもありましたね。

 小生の保有する最古のカメラは、昭和30年代の小西六のパールⅣで、全く使っていないからと、馴染みのカメラ店の展示用に20年ほど前に貸し出していました。

 展示のお礼としてオーバーホールしてくれて「機械式シャッターも正常範囲の作動状態になっているよって」って返してくれたが、修理はメーカー以外の業者さんに依頼していたな~と思い出しました。

 今のカメラと違って電子部品なんて使っていない、アナログな機器だから修理も可能たったんでしょうね。

 製造メーカーでなくても、修理やオーバーホールをしてくれる専門業者が今でも、あるみたいですから。

 一眼レフカメラのシャッターは、5万ショットごとにオーバーホールするんだって話があります。

 小生のフイルム一眼レフカメラのペンタックス645も10数年使ったタイミングで、一度念のためにとオーバーホールに出した記憶があります。

 しかし、今使っているデジタル一眼レフカメラのペンタックス645Dはメーカー修理可能なのかと、ペンタックスのホームページをチェックしてみたことがありますが・・・

 残念なことに、修理受付終了のお知らせが、掲載されていましたよ。

 もう一カ月早く知っていれば、修理受付終了前にギリギリでオーバーホールに出せたのにと、家電製品扱いになった現実を思い知った次第です。

 さらに残念なお知らせがあり、ペンタックス645Dの後継機種になる645Zも気が付いたら生産終了。買いそびれましたよ!!

 645Dはコダック製の4000万画素CCDイメージセンサー。

 645Zはソニー製の5000万画素CMOSイメージセンサー。

 センサーの種類もメーカーも変わってしまったため、発色がかなり違っていて、同じ場所で同じ写真を写すと好みにもよるが、風景写真は645Dの方が好みな方が多い、なんて話もありましたからね。

 今のところは、645Dも調子良く作動しているものだからと、645Zを買うのを躊躇していたら、645Zが生産終了で、後継機種もたぶん出ない、最悪です。

 今手元にある大量の交換レンズ群を無駄にしないためにも、早めに状態の良い645Zの中古品を探すしかないようですね。

 でも状態の好さげな中古は、40万円近くする・・・

 ちなみにストロボは寿命が来ると、チャージ中に「チューーーンンン パン!」と結構大きな音とともにコンデンサーが破裂し、壊れました。

 世界初の全速同調フラッシュ撮影が可能なストロボでしたが、肝心の全速同調フラッシュ撮影に対応するカメラの方が、とっくの昔に壊れてしまいましたので、普通のストロボとして使ってました。

 30年以上も前の古いストロボですから、当然修理不能ですよ~。

 20年以上も色々と便利に使っていた、フジのプリンカムPR21と言うデジタルなチェキは、いきなり電源が入らなくなり終了しましたね。

 行事などで写して、その場でチェキプリントして記念品として渡し、デジタルの写真データは後で加工して、イントラのホームページに掲載なんてことをしてました。

 フジのGA645Ziはシャッタースピードが全体的に遅くなり、全ての写真が露出オーバーになってしまう症状が出たため、メーカーに問い合わせたら「既に交換部品が無いから修理不能」って言われました。

小西六パールⅣ

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